18日、スイスのドイツ語紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングは「中国は経済大国になったが、誤った道を進んでいる」とする記事を掲載した。写真は上海。

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2016年7月18日、スイスのドイツ語紙ノイエ・チュルヒャー・ツァイトゥングは「中国は経済大国になったが、誤った道を進んでいる」とする記事を掲載した。仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)が伝えた。

中国経済は強大になったが、スイスのドイツ語メディアは経済指標、数値の正確さに疑問を呈している。同時に中国経済が抱える問題、真の実力に注目している。

中国国家統計局は15日、16年4〜6月期の国内総生産(GDP)が物価変動を除く実質で前年同期比6.7%増えたと発表した。数値がどうあれ、中国はなお世界経済をけん引していることは疑いがない。しかし、中国経済は誤った道を進んでいる。まずは国営企業を始めとする企業負債の蓄積だ。さらに向上すべき生産力は足踏みが続いている。最後に中国企業の海外投資の増加だ。中国大陸そのものに吸引力がない。

独メディアは「中国は強力なカンフル剤を打ち、経済を落ち着かせようとしている」とみる。しかし、代償は大きい物になるだろう。輸出と消費の減少、生産能力と貸付額の増加が不安要因となっている。(翻訳・編集/大宮)