トレーニングでは笑顔を見せる。周囲とのコミュニケーションはまずまずのようだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 7月19日、リオ五輪に向けた国内合宿がスタートし、オーバーエイジ(以下OA)に選出された興梠、塩谷、藤春の3人が初合流した。
 
 初日とあって軽めのトレーニングを終えた後、興梠はチームに入ってみての感想をこう語った。
 
「何人かとは結構喋っている。まだ全員揃っていないのでこれからかなと。まだ初日なので分からないです」
 
 もともと下の世代の選手と積極的にコミュニケーションを取るのは苦手だという。ただ、OAとしてチームを牽引しなくてはいけない立場を理解しているからこそ「積極的に喋っていきたい。結構大人しいやつも何人かいるので。嫌われない程度に(笑)」と笑顔を見せる。
 
「全部は見ていない」と言うが、手倉森ジャパンの映像もチェック済みだという。
 
 求められる役割についてはこう語る。
 
「チームでやっていることを評価されて選ばれたと思うので、日頃からやっていることを続ければ良いと思います。特別、何かを求められているわけではないと思うので、いつも通りやりたいです」
 
 いつも通り――そう淡々と語るも、「即戦力で何かをやらなくちゃいけない立場」と確かな自覚を持つ。「自分にプレッシャーをかけすぎるのは良くないが」と前置きをするも、リオ五輪での躍進へ漲る想いがその姿からは感じられた。
 
 Jリーグと変わらぬプレーを見せた先には栄光が待っているはずだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)