「死にたい…」突然同僚に言われたら!? NG発言ととるべき対応

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過度のストレスや心の病が問題になっている現代。あなたの同僚や友人も、周りが気付かないうちに深く悩んでいるかもしれません。

もし同僚から、「死にたい……」なんて突然言われたら、どう対応したらいいのでしょう?

どんなに相手を思っていても、絶対に言ってはいけない言葉もあります。追い詰めることなく相手を救うには、どうしたらいいのでしょうか。

■見逃さないで……苦しむ相手のサイン

<自殺の前兆はこれだ、と言い切ることは難しい点があります。しかし実際には、自殺の直前のサインを発していることもよくみられます。>

これは厚生労働省が展開するサイト、「働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト『こころの耳』」の一節です。

そして、<自殺の直前のサインとして言われているもの>として複数挙げられていた中から、幾つかを抜粋します。

<・急に明るくなる

・急に昔の思い出話をする

・急に昔の級友や親戚の消息を気にする>

これを見ていくと、“急な変化”というのがポイントになるのだろうとわかります。

また発せられる言葉として、このようなものもありました。

<・急な、場にそぐわないあいさつをする 「お世話になりました」

・「死にたい」、「生きていても意味がない」としきりに訴える

・「自分が生きているだけでみんなに迷惑をかける」

・「この先ずっと、間違いなくこの(悪い)状況は続く」>

こんなセリフを言われたら、焦りと不安を覚えますよね。もしとんでもないことを考えているなら……と、何とか止めようとするでしょう。

しかし、その際に言ってはいけない言葉、やってはいけない行動もあるのだそう。

■叱ってはダメ、聞き役に徹しよう

同サイトには、周囲の人間の対処について、こうアドバイスしています。

<必死になって励まそうとしたり、助言を与えようとしたり、一般的な社会通念を押し付けようとしたり、叱ったりしがちですが、これは禁物です。>

ただでさえ心が弱っている人に説教をしても、落ち込みを増幅させるだけかもしれません。ここは叱咤激励よりも、買って出るべき役割がありそうです。

<(相手は)「この人ならば自分の絶望的な気持ちを真剣に受け止めてくれるはずだ」との気持ちから打ち明けています。ですから、徹底的に聞き役に回る必要があります。>

懸命に話を聞く、この姿勢が大事なのかもしれません。

■相談された側も、抱え込みは禁物

また同サイトは、相談を受けた側も、ひとりで頑張りすぎてはいけないと注意を促しています。

<このような相談を受けた場合、ひとりで抱え込まないことも大切です。もちろん相談内容の共有は人を選ぶ必要がありますが、身近な医療従事者としては、職場の産業医、保健師などがあげられます。対応の仕方のアドバイスや、良い精神科医療機関の情報を得ることが出来る場合があります。>

親身になるがあまり、今度は相談された側が欝々としてしまっては良くありません。専門機関に一緒に行ってあげるなど、他者の力を借りつつの助けもできるでしょう。

以上、同僚や友人に窮地への対応についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

同サイトにも「もちろん、これから自分を傷つけることが明白な場合はこれに限りません」とあるように、切羽詰まった場面においては対処が異なると思いますが、“兆候”を感じたら、こういった意識を持っていると違ってくるかもしれません。