18日、台湾交通部観光局は中国人観光客を蔑視する広告がネットに出回ったことに関し、「このようなデマを信じないでほしい」との声明を出した。写真は問題となった広告。

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2016年7月19日、環球時報によると、台湾交通部観光局は18日、中国人観光客を蔑視する広告がネットに出回ったことに関し、「このようなデマを信じないでほしい」との声明を出した。

問題となっているのは台湾観光を宣伝するような数枚の画像。台湾の美しい風景写真に「中国人が来なければ来ないほど、平和と美しさが見えてくるのだ」との文章が記載されており、蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の設立した「小英教育基金会」のグループサイトがこの広告を流用、「台湾の観光業界は中国人観光客がいなくても十分生きていける」とする記事を掲載するなど騒ぎは大きくなっている。

交通部観光局は今回の声明で「画像は台湾のネットユーザーが制作したもので、当局による広告ではない」と説明し、中国人観光客を差別するいかなる言論にも反対するとの立場を表明。「このような行動を起こす人は異文化や異なる階層の人を差別する可能性すらある」と指摘した上で、差別行為の存在を見逃すことはできないと述べた。(翻訳・編集/野谷)