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(参考記事:2012ロンドン五輪をプレイバック!! 韓国選手たちの事件簿〜誤審編

韓国は前回の2012年ロンドン・オリンピックで誤審、不正、問題行動と、災難続きだった。今回は、特に韓国内でも非難の声が大きかった不正と問題行動を紹介しよう。 

若気の至り!? 日韓戦で韓国選手が“突発行動”

ロンドン五輪15日目に行われた男子サッカー3位決定戦を覚えておいでだろうか。“永遠のライバル”日本と韓国の試合だった。結果は2-0で韓国の勝利。韓国の応援団はもちろん、選手、スタッフ全員が歓喜に沸いていた。

韓国チームが列をなして観客に向けて挨拶をし、大型の国旗を掲げてセレモニーを行う瞬間だった。そこで自らサッカー人生最大の危機を招いてしまったのが、韓国代表のパク・ジョンウだ。彼は上半身裸のまま、「独島(竹島の韓国名)は我々の領土」と韓国語で書かれたメッセージボードを掲げたのだ。

ちょうどその頃は、「李明博竹島上陸」で日韓の間に葛藤が生まれ始めていた。パク・ジョンウが掲げたメッセージボードも、実は韓国応援団から渡されたもの。観客席には「独島は我々の領土」といったメッセージボードを持つ韓国応援団が多かったのだ。

しかしながら、オリンピックでは政治的事項に関わる広報活動を一切禁じている。パク・ジョンウの行動は当然のごとく世界的に波紋を呼んだ。ジャック・ロゲIOC委員長は彼のパフォーマンスを「Political statement(政治的表現)」と指摘。韓国内でも賛否両論が激しくぶつかり合った。

パク・ジョンウはIOCの判断によってメダル授与式に欠席。選手団の帰国現場にも姿を現さなかった。韓国にとっては、“サッカー史上初のオリンピック銅メダル”の快挙よりも、彼の問題行動のほうが浮き彫りにされた、残念な結果となってしまった。

“国際的な恥さらし”、韓国女子バドミントン不正事件

6日目に行われた韓国対中国のバドミントン女子ダブルスの試合。観客席からはなぜか大きなブーイングが飛び交っていた。

というのも、その試合はオリンピックとは思えぬ酷いレベル。両国の選手たちはラケットを空振りしたり、何度もサーブを失敗したりと、不可解なミスを連発したのだ。

韓国対インドネシアの試合も同じだった。彼女たちは、飛んでくるシャトルコックを打ち返そうともしない。審判の注意にもかかわらず、無気力なプレーが続いた。

そうした “勝とうとしない”プレーで、韓国・中国・インドネシアの3カ国はベスト8に上がった。

しかし、やはり3カ国がそれまで繰り広げたプレーが問題を呼び起こす。彼女たちは、「ベスト8で弱小チームに当たるために」わざと手を抜いたのだった。

国際バドミントン連盟はそれを「勝負操作」と判断。オリンピックのフェアプレー精神に大きく反したとみなし、中国とインドネシアには各2人ずつ、韓国はダブルス選手全員に失格処分を下した。

当時、この件について韓国内でもバッシングが殺到。問題となった韓国バドミントン選手やコーチ、監督は選手村からも追放され、早期帰国するハメになる。韓国にとっては、“無かったことにしたい”オリンピック黒歴史のひとつと言えるだろう。

リオ五輪ではどうか、事件や事故が起きなければいいのだが…。