7月に入って、各地で熱中症による救急搬送が増えている。現在熱戦が繰り広げられている高校野球の地方大会でも、千葉と和歌山で部員9人のチームの選手が熱中症となり試合が続行できなくなる「没収試合」が2例発生して話題となった。熱中症を防ぐには、冷房の適切な使用のほか、風通しを良くする、適度に水分を取るといった心がけが大切だ。(イメージ写真提供:123RF)

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 7月に入って、各地で熱中症による救急搬送が増えている。現在熱戦が繰り広げられている高校野球の地方大会でも、千葉と和歌山で部員9人のチームの選手が熱中症となり試合が続行できなくなる「没収試合」が2例発生して話題となった。熱中症を防ぐには、冷房の適切な使用のほか、風通しを良くする、適度に水分を取るといった心がけが大切だ。

 熱中症にならなくても、日本の夏のまとわりつくような高湿度の暑さは実にしんどい。そのしんどさを和らげてくれるのが、夏ならではの食べ物だ。中国メディア・今日頭条は15日、「日本人はいかにして暑気払いをして夏を過ごすのか」とする記事を掲載した。

 記事は、暑さの増幅と反比例するように食欲が減退しがちな夏において、日本人がどのような食べ物を愛し、暑さをしのいでいるのかについて、3つの食べ物を挙げて説明している。3つの食べ物とは「かき氷」、「鰻」、「冷やし中華」だ。

 かき氷については、明治時代以降庶民の食べ物として定着して以降、伝統的な手法を守り続ける店がなおも多く存在するとしたうえで、氷作りや温度、そして削り方に並々ならぬこだわりがあることを紹介している。鰻については、歴史や作り方とともに毎年7月下旬にやって来る「土用の丑」に鰻を食べる習慣について説明した。

 そして最後の冷やし中華。「中華ではない、冷やし中華」と題したうえで「中華料理ではなく、日本人が発明した夏のグルメ。中華料理店のメニューとして出されたゆえ『中華』の名前が冠されているのである」と説明した。その盛りつけの配色には「富士山の色彩が表現されている」とし、夏の緑を表すキュウリ、春の大地を示すチャーシュー、富士山の雲海に見立てた錦糸卵などの具材を紹介している。

 夏の食べ物には、見た目が涼やかでさっぱりとした味付けの、涼感を誘うもの、こってりがっつりした味付けでスタミナをつける、発汗を促すといったものの2つに大別される。どちらも暑さを吹き飛ばしてくれるが、気を付けなければいけないのはいずれも食べ過ぎないこと。夏バテを招く原因になるほか、秋から冬に向けた体調作りにおいても大きなハンデを背負うことになるのだ。暑気払いはくれぐれも、計画的に。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)