昼間は無機質に見える工場が夜になって見せる美しさに魅せられる人が増えている。一部の自治体では「工場夜景」を見るためのツアーも行われているほどで、暗闇のなかで工場が放つ明かりは確かな美しさを備えている。(イメージ写真提供:123RF)

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 昼間は無機質に見える工場が夜になって見せる美しさに魅せられる人が増えている。一部の自治体では「工場夜景」を見るためのツアーも行われているほどで、暗闇のなかで工場が放つ明かりは確かな美しさを備えている。

 中国メディアの人民網はこのほど、煙突や配管などの結合に「美」を見出す人が増えていると伝え、日本では「工場夜景」が一部で「観賞」の対象となっていることを伝えている。

 記事は、工場夜景に対する愛好を示す単語として、「工場萌え」という言葉も登場していることを紹介しつつ、日本では美しい工場夜景をまとめた写真集やDVDも存在すると紹介。また、複数の地方自治体が「全国工場夜景サミット」を開催するなど、工場夜景を1つの観光資源として捉える動きが加速していることを伝えた。

 さらに、著名な「工場夜景」が存在する都市として、川崎市や四日市市や室蘭市、北九州市、周南市を紹介し、中国の読者に向けて、「日本を訪れるなら工場夜景を見学してみるのも良いかもしれない」と伝えている。

 暗闇のなかに浮かぶ工場の光は確かに美しい。煙突や配管といった1つの工場を形成する各部位の合理的な形や配置が光に照らし出され、街の夜景と異なった美しさを醸し出している。中国は世界の工場として名を馳せてきたが、日本のように観光資源として活用することはできていないのが現実で、むしろ環境汚染をもたらす存在にとどまっている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)