18日放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)で、スピードスケートの金メダリスト、清水宏保氏が、落選した衆議院選挙のその後を明かした。

番組では、清水氏がゲストとして登場し、結婚からわずか1年3ヶ月で週刊誌にスクープされてしまったことや、それをきっかけとした離婚、1年に及ぶ無収入生活などを、赤裸々に語っていった。

出馬のきっかけは、地元北海道のアーティストで知人の松山千春からあった連絡だった。松山を仲介し、政治家・鈴木宗男氏から「選挙に出馬してほしい」と言われ、新党大地の公認候補として出馬することとなった。

清水氏は選挙前、地元北海道ならば暖かく迎えてくれるだろうと考えていたという。ところが蓋を開けてみれば「超逆風」で、結果落選となってしまった。

ところが落選後、清水氏には「負けたまま東京に帰れるか」「選挙のときだけ上手いこと言って、負けたらさっさと東京に戻って元の生活に戻ってしまうのがイヤだった」との思いが芽生えたという。

清水氏は自身の公約を見つめなおしてみたところ、「これって政治家じゃなくてもできることだ」と気づく。そして「医療施設、リハビリ施設の充実や、スポーツ選手が辞めた後に働ける環境を作ってあげるっていうのは、政治家じゃなくてもできる!」との思いで、公約実現に邁進したという。

その後、札幌で治療院の開業にこぎつける。開業から1年は従業員への給料の支払いでいっぱいいっぱいだったため、自身は無収入生活を送ったそうだ。愛車を売却し、1K5万円のアパート暮らしを続け、治療院の飛び込み営業、治療院のチラシ配りなど、全て自ら行ってきたという。

なお現在は、治療院に加えて介護事業、訪問看護ステーションまでも立ち上げている。清水氏は「スキャンダルで全てを失った僕なんですけど、金メダルを獲った偉業だけは残っていた」といい、「逆境の ときこそ誇りを 思い出せ」と一句詠み、締めくくった。

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