ベネッセi-キャリアが運営する「DODA新卒エージェント」は、就職活動支援を通じて浮かび上がってきた2017年卒業予定学生の生の声や特徴を明らかにした。それによると、2017年卒業予定学生の特徴として、志望業界・企業が極端に狭く、大手企業や特定の業界・業種に偏っていることがわかった。

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■2017年卒業予定学生の生の声

「今まで見ていなかった業界にエントリーしたが既に最終締切の段階に。やっぱり始めに出した人より不利になる?(同志社大学経済学部女性)」

「メーカー志望だったが文系の採用枠は少ないことを知った。今から志望業界を広げても大丈夫?(法政大学法学部男性)」

など、就職活動を進めていく過程で、当初の志望業界以外に興味を抱いても、既に選考がスタートしていて焦る学生が多い模様。また、

「他社の選考を断ったら内々定を出しますと言われた。まだ面接が始まっていない他の企業にも挑戦してみたいから困っている(福岡大学理学部女性)」

など、企業間で異なる就活のスケジュールに戸惑う声も挙がっている。

■2017年卒業予定学生の特徴

5月に入ってから、既に内定を獲得している学生と、就職活動に苦戦している学生の二極化が早くも顕著になってきた。昨年は8月に面接解禁だったため、同様の傾向は7月に見られていた。経団連加盟企業の選考スケジュールは、加盟外企業の内定スケジュールにも大きな影響を与えているようだ。

2017年卒業予定学生の特徴としては、志望業界・企業が極端に狭く、大手企業や特定の業界・業種に偏っていることが挙げられる。昨年は広報解禁から面接解禁まで5か月あったが、今年は3か月と広報期間が短いことから、既に知っている企業や仕事に狙いを定めて活動する学生が多く見られる。

しかし、面接解禁直前の5月にそれまでの志望業界・企業を見直す学生も徐々に増えている。志望業界・企業を変更したくても、既に企業説明会が終了しており情報収集ができない、既にエントリーが締め切られていたなど、スケジュールに乗り遅れてしまった学生の焦りの声も届いているという。

文/編集部