反日感情を理由に、日系車は購入しないと決意している消費者も存在するという中国だが、近年は日系車の売れ行きが回復してきているのが現実だ。中国メディアの捜狐は13日、日系車の売れ行きが伸びている理由について考察している。(イメージ写真提供:123RF)

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 反日感情を理由に、日系車は購入しないと決意している消費者も存在するという中国だが、近年は日系車の売れ行きが回復してきているのが現実だ。中国メディアの捜狐は13日、日系車の売れ行きが伸びている理由について考察している。
 
 記事は、日系車の売れ行きが伸びている理由について「中国人の日本に対する見方に変化が生じている」という点を指摘。「歴史を変えることはできないが、間違いを犯したのは現在の日本人はないと、中国人は考え始めている」と説明、それゆえに「日系車に対してあまり反感を抱かなくなっている」と主張した。

 さらに別の理由として「中国人の消費がより理性的になった」という点を指摘。「多くの家庭が望むのは、安くて使いやすく、低燃費で故障が少ない車である」と説明、この条件下では「日系車というレッテルは重要ではなく、車の維持費や信頼性こそが重要である」と指摘。つまり中国人が理性的に車を選ぼうとするときに、日系車はまさにその要求にかなう車であると論じた。

 「間違いを犯したのは現在の日本ではない」と考える日本人は多くいるとしても、中国でこのように考える人が現れ始めているのは注目すべき現象と言える。第2次世界大戦時の日本と現在の日本はまったく異なる性質の国であるということを日本人は理解できても、中国人が理解を示すのは簡単なことではないだろう。一般的に中国人は、現在の日本と戦時中の日本を分けて考えることはしてこなかったからだ。

 これはインターネットを含む様々なメディアの報道や、日本旅行などを通じて現在の日本を理解する中国人が増えていることと密接に関係しているだろう。日本に対する見方の変化は今後も拡大していくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)