14日、ニューヨークタイムズ中国語版サイトは記事「曹操:私が中国で演じた外国人キャラクター」を掲載した。中国で活躍する米国人俳優が、中国における外国人俳優のポジションについて語った。写真は抗日戦争映画、ドラマの撮影で知られる横店映画城。

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2016年7月14日、ニューヨークタイムズ中国語版サイトは記事「曹操:私が中国で演じた外国人キャラクター」を掲載した。

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米カリフォルニア州出身のJonathan Kos-Readさん(43歳)には「曹操」という中国語名がある。1997年から中国での生活をスタートさせた曹操さんは99年から芸能人、俳優としてのキャリアをスタート。これまでに約100本もの映画、ドラマに出演したほか、テレビ番組の司会を務めた経歴を持つ。

曹操さんが引っぱりだこの理由はその風貌にある。180センチを越える身長、四角い顔、青い目といった特長は、中国人がイメージする典型的な西洋人にぴったりだ。それだけに演じる役もステレオタイプなものが多い。ラブストーリーなら中国人女性に求愛し最後は振られるという役どころ。ヒロインは必ず中国人の男性を選ぶという“正しい選択”をするので、曹操さんが振られるのは必然だ。あるいは無知で傲慢(ごうまん)な欧米人ビジネスマンという役割。最初は中国をバカにしているが、最終的には感化されて敬意を抱くように代わっていく。

さまざまな役割を演じてきた曹操さんだが、悪役を演じることは少なかったという。以前は中国で活動する欧米人俳優は少なく貴重な存在だったためで、悪役はたいてい日本人俳優が務めていたと話している。(翻訳・編集/増田聡太郎)