日本政府観光局によれば、2015年に日本を訪れた中国人旅行客の数は499万3800人に達し、前年に比べて107.3%の伸びとなった。近年の日中関係は決して良好ではないものの、日本を訪れる中国人旅行客は増加の一途を辿っている。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本政府観光局によれば、2015年に日本を訪れた中国人旅行客の数は499万3800人に達し、前年に比べて107.3%の伸びとなった。近年の日中関係は決して良好ではないものの、日本を訪れる中国人旅行客は増加の一途を辿っている。

 中国メディアの騰訊はこのほど、「日中関係は悪いままなのに、日本を訪れる中国人が年々増加している」と伝えつつも、中国人が日本で消費を行うことを批判する言論が存在することを指摘し、「中国人の消費は日本の軍国主義の復活につながらない」と主張した。

 記事は、16年5月の連休中に中国人が旅行で訪れた国のうち、日本はもっとも人気の渡航先だったと伝え、「個人旅行、団体旅行ともに人数は前年同期の3倍に達した」と紹介。「円安やビザ発給条件の緩和、航空便の新路線開設」などが中国人の間で日本旅行の人気が高まっている理由に挙げられていると伝え、「日本旅行の人気は夏に向けてさらに盛り上がると予想される」と伝えた。

 一方で、日本と中国の政治的な関係は決して良好ではないにもかかわらず、多くの中国人旅行客が日本を訪れ、日本で商品を行っていることについて、中国のネット上では「日本経済に利益をもたらすことは、日本の軍国主義の復活を促進することにつながる」といった主張があることを紹介した。

 続けて、中国ネット上で見られる主張に対し、「インバウンド産業は日本にとって重要な産業の1つ」としながらも、経済大国の日本にとってインバウンド産業は「国を支えるほどの産業とは成り得ない」と指摘。中国人旅行客が日本で爆買いしたところで、日本の税収に対する貢献もわずかであり、軍国主義の復活につながるものではないと指摘、「中国人は安心して欲しいものを買えば良い」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)