あの置き去り事件のしつけは何位?親の「正直やりすぎたと思う」しつけ1位は

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小学2年生男児が“しつけ”のために、北海道の山林に置き去りにされた事件は記憶に新しいところ。男児が無事保護されたのが不幸中の幸いでしたが、同事件をめぐっては“しつけと虐待の線引き”についてさまざまな議論がなされました。

“子どもをどうやってしつけるのか”は、親にとって本当に難しい問題。わが子をやりたい放題にさせるのも親として無責任ですが、かといって厳しすぎるしつけは子どもに悪影響を及ぼしかねません。

そこで、『WooRis』では既婚女性383名に「正直やりすぎたと思うしつけ・叱り方」についてのアンケートを実施しました。

同アンケート結果をもとに、“子どもにとって有害なしつけ・叱り方”ワースト3をお届けするとともに、『WooRis』の過去記事を参考に“正しい対処法”をご紹介したいと思います。

 

■ワースト3位:「バカ」など乱暴な言葉で罵倒する・・・142票(37.1%)

子どもに向かって感情の赴くまま「バカ」「うちの子じゃない」など乱暴な言葉で罵倒してしまったことはありませんか?

親は“しつけマシーン”ではなく感情ある人間。育児以外にもさまざまなストレスを抱えるなか、常に冷静に対処することなんて無理ですよね。ただ、感情的に罵倒しては、子どもを萎縮させたり自尊心を傷つけたりするだけで、肝心の“何が悪かったのか”が十分に伝わりません。

子どもにきちんと伝えたいことは、あえてトーンを下げてゆっくりと「これは絶対してはいけません」と話しかけてみましょう。

また、本気で叱るときは正座をさせて「こういうことは、2度と許さない」と毅然と伝えることも効果的とのこと。ただし、この本気モードは一種の“切り札”なので、乱発せずに2〜3カ月に1回にとどめましょう。

 

■ワースト2位:体罰を加える・・・154票(40.2%)

子どもの聞き分けが悪いと、ついカッとなって手を上げてしまう親御さんもいることでしょう。実際に、アンケート回答者からも、

「言うことを聞かないのでひっぱたいた」

「あまりにもふざけて言うことを聞かないので、蹴りを入れたことがある」

という声があがっています。

ただ、子どもに体罰を加えるのは百害あって一利なし。体罰は、自分の主張を通すには“力を行使すればいい”というメッセージにもなり、子どもが言葉よりも手が先にでてしまうように育つおそれもあるとのことです。

無益な体罰をなくすためには、親が自分の感情をコントロールすることが欠かせません。怒りの感情のピークは長くて6秒とのことですので、頭に血がのぼったら6秒カウントするようにしましょう。

 

■ワースト1位:頭ごなしに叱る・・・156票(40.7%)

子どもの行いを見た瞬間、「ダメ!」と声を荒げてしまう方は多いことでしょう。

もちろん、道路への飛び出しや火遊びなど危険な行為は、理屈ぬきで制止しなければなりません。とはいえ、子どもをしつけるには、ただ叱りつけるばかりでなく、子どもなりの言い分にも耳を傾けることも大事です。

たとえば、お友達をたたいたのは、何か意地悪なことを言われたから。グラスを落として割ってしまったのは、切子模様に触ってみたかったのかもしれません。

「なんでこんなことしたの!?」と責めるのではなく、冷静に子どもに向き合うようにしましょう。

また、ただ問いかけだけで終わらせるのではなく、

(1)なぜお母さんは怒ったのか

(2)なぜそれはやってはいけないのか

(3)次はどうしたらいいのか

までを、わかる言葉で子どもに伝えることも大事とのことです。

 

■ニュースで話題となったあの“しつけ”は?

その他、100票以上獲得した“やりすぎしつけ”は以下のとおりです。

・4位:兄弟姉妹と比較して非難する・・・116票(30.3%)

・5位:子どもを置き去りにする・・・104票(27.2%)

・6位:長時間説教する・・・102票(26.6%)

・7位:子どものモノを壊したり捨てたりする・・・100票(26.1%)

4位“兄弟姉妹との比較”は子どもの劣等心をあおるだけ。それに、子ども同士の関係にも悪影響を及ぼすおそれがあります。

5位は先日の北海道の事件、そして7位はヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんの子育てコラムが話題になりましたよね。いずれも子どもに恐怖心を植え付けるばかりで、しつけの効果は薄いと思われます。

6位“長時間説教”も、子どもの心に響きません。はじめは反省していた子どもも、くどくどネチネチ責められているうちに「早く終わらないかな」という気持ちが先走ってしまうので、長時間説教は逆効果といえるでしょう。

 

いかがでしたか? ダメだとわかっていても、つい子どもを叱りすぎてしまう親御さんも多いことでしょう。“子どものため”を思うなら、ぜひ正しい冷静な対処法を心掛けてくださいね。

(ライター 中田綾美)

 

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【参考】

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【画像】

※ Yuganov Konstantin / Shutterstock