心理学者が伝授。いつまでもラブラブな夫婦でいられる方法

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結婚を目前に控えた時や結婚を真剣に考え始めた時に、「彼は一生自分を愛し続けてくれるだろうか」と疑問に思ってしまう女性はいるのではないだろうか。これだけ頻繁にタレントや芸能人の不倫や離婚が報道されている昨今、こうした不安を抱いてしまう気持ちはよくわかる。「教えて!goo」にも「奥さんが大好きという人に向けて質問」がなされていた。

投稿者は、結婚に対して恐怖を抱いているという女性。結婚して子どもを産むと、男性が自分のことを女性として見てくれなくなるのではないかと不安に思っており、結婚後も奥さんのことが大好きな男性に、その理由を教えてほしいという。

今回はそんな悩みに対する回答を得るべく、心理学者の内藤誼人先生に聞いてみることにした。

■夫婦の愛情は減っていくもの

「まず、一般的に夫婦の愛情は結婚から4年で減っていくものだと考えられています」(内藤先生)

話を聞いた瞬間、“愛の賞味期限”という語が頭に浮かび、何とも寂しい気分になった。内藤先生の言う通りなら、夫婦の愛情が最も強いのは結婚したばかりの頃で、それ以降は少しずつ愛情が冷めていくということになる。

■いつまでも夫に愛してほしい女性が結婚すべき相手とは?

そうだとすると、「妻のことが大好きだ!」と言っているのは、結婚から4年以内の夫のみということになるのだろうか。

「いえ、そうとは限りません。カナダにあるオンタリオHIVトリートメントネットワーク研究所の研究員ポール・ミラーが、新婚2カ月以内の夫婦を13年間にわたり追跡調査したことがあります。その結果、いつまでも愛情が減らない夫婦が確かに存在することがわかったのです」(内藤先生)

13年間も妻を愛し続ける男性がいることが明らかになったというのは、女性にとっては非常に心強い話だ。では、どんな夫婦がお互いに愛情を注ぎ続けるのだろうか。

「お互いがお互いのことを理想化した目で見ている夫婦です。『ポジティブ・イリュージョン』というのですが、相手のことをいい意味で歪めて見ているのですね。だから、相手をいつまでも“理想の人”と認識することができるのです」(内藤先生)

歪んだ目で相手を見るというと、悪いイメージを持ってしまうかもしれない。しかし、今回内藤先生が言及しているポジティブ・イリュージョンは、いい意味で歪められていることを指すという。そしてこれをうまく応用すれば、いつまでも愛情を持ち続けられる可能性があるというのだ。

「結婚すると相手の悪いところが目につきがちですが、常にいいところに目を向ける習慣をつけるといいでしょう。そうすれば、4年以上相手に愛情を持ち続けることができるようになるかもしれません」(内藤先生)

結婚は、一生のパートナーを決める重大なイベント。投稿者のように、「いつかは彼の愛情が冷めてしまうのではないか」と不安になってしまう気持ちもよくわかる。もし同じような悩みを抱いている人がいたら、あらゆる物事をポジティブな目で見る男性を選ぶといいだろう。そして、お互いのいいところに目を向ける習慣を持ち、幸せな結婚生活を送ってもらいたいと思う。

●専門家プロフィール:内藤 誼人
心理学者、立正大学客員教授、有限会社アンギルド代表取締役。慶應義塾大学社会学研究科博士課程修了。「解決したがる男共感がほしい女」(大和書房)、「自分の中からめんどくさい心に出ていってもらう本」(青春出版社)他、著書多数。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)