デキる人の「ブルーマンデー」克服法5選

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月曜を憂鬱に感じた経験は、誰にでもあるだろう。月曜の辛さを科学的に示した研究結果も出ている。だが、月曜が憂鬱な日だと決めつけるのは間違いだ。筆者にとって月曜は、その週の仕事ぶりを決める日だ。時間とエネルギーをきちんと管理することによって、充実した週を過ごす基盤をつくることができる。

以下は、仕事を効率的にこなす人たちが「ブルーマンデー」を成功の機会へと変えるために実践している5つの方法だ。

1. 月曜の予定を事前に立てる

アメリカンフットボールのオフェンスコーディネーターは試合が始まる前、オフェンスが最初にとる10〜15プレーの動きを紙に書き出す。その後、ディフェンスの出方や、オフェンスの動きに応じて、プレーコールを出す。

この考え方は、月曜にうまく仕事のペースをつかめないビジネスパーソンにとっても有用だ。その日の予定をすべて計画する必要はないが、最初の数時間だけでもスケジュールを組めば、そのあともうまくペースを保つことができる。事務的な作業から入る人もいれば、クリエーティブチームとのブレーンストーミングから始める人もいる。何にせよ自分に合った作業を見つけて、事前に予定を書き出しておこう。

重要なのは、前日までに月曜の予定を組むことだ。自己啓発作家のジョン・マクスウェルは「計画なしには、なにも達成できない」と語る。これは月曜だけでなく、人生についても言えることだ。金曜を、月曜に備えて計画を立てる日に決め、次の週を効率的にスタートさせよう。

2. 自分の強みに応じたスケジュールを立てる

ノート製造企業メイ・デザインズのマイカ・メイ最高経営責任者(CEO)は最近、1週間のうちの1日を米調査会社ギャラップが開発した「ストレングス・ファインダー」ツールで示された自分の強みに焦点を当てて過ごすことを決めた。月曜に意識する強みは「指揮力」で、「その週のペースや期待値を率先して決める」日なのだという。

毎週月曜の仕事を性格診断に基づいて決める必要はないが、自分の強みを意識して月曜を過ごすというのは、よいアイデアだ。そうすれば、月曜が楽しみになるし、気持ちを少し楽に1週間を始め、ペースを保つことができる。

3. 睡眠は十分にとる

睡眠が大事なのは常識だが、企業人にとって快眠など高望みだと感じることもあるだろう。ニュースサイト「ハフィントン・ポスト」の創設者アリアナ・ハフィントンは、著書「The Sleep Revolution: Transforming Your Life, One Night At A Time(睡眠革命:一夜ごとに人生を変える方法)」で、快眠の重要性を訴える起業家の代表格となった。【関連】アリアナ・ハフィントンに学ぶ「睡眠の力」 習慣化ですべてが変わる?

睡眠は、月曜を効率的に過ごそうとするうえで特に重要だ。日曜に夜更かしすれば疲労や集中力低下の原因となる一方で、週末の長寝は体のリズムを崩す。ちょうどいいバランスを見つけ、それを続けることが大切だ。

4. 体のコンディションを整える

月曜の朝は早起きして、自分なりの方法で気分をリフレッシュし、一日に備えよう。ジムでひと汗流してもいいし、アマゾンのジェフ・ベゾスCEOのように妻子と朝食を楽しんでもいい。ヨガもいいだろう。充実した一日を過ごすためのコンディション作りをしよう。

5. 心のコンディションを整える

体のコンディションと同じく大切なのは、心のコンディションだ。自己啓発作家のトニー・ロビンズは、一日に備えて精神を整えることはとても重要だとして、その方法を多数紹介している。著名人の名言を読む。数分間、ただ黙って座り、自分の内面に集中する。瞑想する。本を読んで創造力を養ったり、通勤途中にお気に入りの音楽を聴いたりするのもいい。月曜の朝を、多忙な1週間に備えた充電の時間として使おう。

「ブルーマンデー」の克服は、どうやったら日曜の夜に憂鬱な気分に襲われるのを防ぐことができるか、というだけでなく、その一週間をどう過ごすかを決めることにある。月曜を充実させることができれば、その週を効率的に過ごすことができるだろう。