ヒレの透け感がたまらない!羊毛フェルトの“ふわふわ金魚”がカワイイ

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羊毛フェルトで制作された金魚のふわふわな丸いお腹や、豊かな表情が可愛すぎると話題を呼んでいる。

犬や猫同様に金魚も心が通じ合う

この金魚たちを制作しているのは、金魚作家deme*tyoubiこと矢萩 ひかるさん。

様々な種類の可愛らしい金魚たちは、すべて手作業で制作されている。

deme*tyoubi

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金魚作家として活躍する彼女に、モチーフとしての金魚の魅力や作品への工夫やこだわっている部分などを伺った。

――モチーフとしての金魚の魅力とは?

小学生の頃、金魚すくいがキッカケで飼うことになった金魚の“人懐っこさ”や“仕草の可愛らしさ”に魅了されて、大好きになりました。

その子は本当にごく普通の和金で、見た目が美しかったわけではありません。

しかし“金魚には感情がある”ことや、“暖かい心がある”こと。また“愛情を注げば、その分返してくれるんだ”と教えてくれました。

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金魚は観賞魚としての長い歴史や、その姿の美しさなど“魅力が満載”です。

しかし私にとっては、犬や猫と同様に金魚も“心を通じ合わせる”ことができることや、“家族になれる存在”なのだという点が、いちばん魅力を感じられるところですね。

人懐っこい幸せに満ちた表情

――羊毛フェルトで作成する際、金魚らしく見えるために工夫していることは?

頭の中に泳いでいる金魚を楽しく作っているだけで、金魚らしく見えるために特別工夫をしていることありません。

もともと色鉛筆で金魚を描くのが好きなので、羊毛フェルトは“色鉛筆で表現していたようなグラデーション”や“柔らかさ”、“暖かさ”が表現しやすいなぁと感じているので、(素材として)気に入っています。

――制作過程でいちばん大変な部分は?

やはり表情でしょうか。

心を許している飼い主にだけ見せるような、人懐っこい幸せに満ちた表情を目指しています。

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制作して楽しいのは“丸もの”

――特に好きな金魚の種類は?

作品を制作するのであれば“丸もの(丸手とも。金魚の代表的な品種でリュウキンなどをいう)”。琉金型やオランダ獅子頭型、蘭鋳型のように、お腹がふっくら丸い子を作るのが楽しいです。

様々な品種の金魚を飼った経験がありますが、皆それぞれ性格も違って本当に可愛かったので、金魚の種類というよりも縁があって家族になった子が“世界でいちばん可愛い”と思います。

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――どのようなオーダーが多いですか?

今飼っている金魚や、死んでしまった思い入れのある金魚のオーダーが多いですね。

猫や犬と同様に、金魚を飼っている方も「うちの子が世界でいちばん可愛い!」と感じている方が多いようです。

こだわりはヒレの透けている部分

――今までに制作した作品の中で特に気に入っている作品は?

どの子も「可愛くなれ〜」と思いながら作っているので、「この子がいちばん!」というのはありません。

しかしヒレにはこだわりがあるので、“ヒレの透けている作品”が気に入っています。

それから、愛猫の“ふうた”と金魚作品のコラボ写真も気に入っています。

“現実ではできないこと”が作品では可能になるのが面白いと思って。

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2015年には、とてもお世話になっているお客様から全長1mの作品のオーダーをいただいて…。モデルの金魚ちゃんに忠実に再現しつつ、1m級の作品を作成したのは初めてでした。

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とても大変でしたが本当に勉強になりましたし、表現の幅が広がったように思います。

他には海外のお客様のオーダーは、日本では見れない変わった色や形の金魚を作れるので楽しいですね。

国によって金魚の見た目や好みが違うので、非常に勉強になります。

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直接手に取ってもらえるのが嬉しい

矢萩さんの作品はCreemaiichiハンズギャラリーマーケット等で購入することができるそうだが、夏の間は百貨店やイベントの展示が多い為、ネット販売はお休みしているそう。

「本物の金魚を家族に迎えるときのように、直接実物を見て購入してもらえるのがいちばん嬉しい」という矢荻さん。

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そこで、会場などで“直接手に取ってもらえる機会”がある展示会等の情報を、TwitterやFacebookでの告知をしているととのこと。

初の個展として、8月2日から7日まで阿佐ヶ谷ギャラリーOPPOにて「大好きんぎょ展」を開催。8月30日から9月11日まで浅草Amuse Museumにてグループ展を開催する予定だ。

2016年現在、オーダーに関しては1万円から受け付けているという(夏季以外)。

また、サイズや作成方法(羊毛フェルトのみ、もしくはヒレを透けさせてよりリアルに作成するか)、デザイン(品種のみ指定するのか、飼っている金魚の写真からそっくりに再現するのか)で価格は様々な条件により変わってくるそう。

詳しくはホームページのshopを確認してほしい。

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現在は残念ながら、ストラップやグッズのオーダーは受け付けてはいないとのこと。

矢萩さんの作品が気になる方は、ぜひSNSのアカウントをフォローしてみてはいかがだろうか。

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