マツダはスポーツコンパクト『マツダ アクセラ』を大幅改良し、全国のマツダの販売店を通じて順次発売を開始した。今回の改良に伴い、クリーンディーゼルエンジン『SKYACTIV-D 1.5』を追加。既存の『SKYACTIV-D 2.2』と合わせ、2種類のクリーンディーゼルエンジン搭載車がラインアップされることになる。価格は176万400円〜。

まずドライバーが意のままに操れる「人馬一体の走り」を追求したダイナミクス性能を実現すべく、「SKYACTIV−VEHICLE DYNAMICS」の第1弾「G−Vectoring Control」を初採用した。これは、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを緻密に変化させることで、横方向と前後方向の加速度を統合的にコントロール。タイヤの接地荷重を最適化して、人間の身体感覚に合った自然で滑らかな車両挙動を実現する制御技術だ。これにより、日常域から緊急回避シーンまで一貫した制御効果を付加し、あらゆるドライバーへ運転の安心感を提供。特に降雪、降雨時などの滑りやすい路面でより高い効果を発揮し、操縦安定性を向上させる。

また、過給圧の制御を最適化し、より細かな燃料噴射を可能にしたことで、エンジンのトルク応答をより緻密に制御する「DE精密過給制御」を採用。アクセル操作に対するクルマの反応がやや遅れてしまっていた軽負荷領域においても、ドライバーの意思に沿った一体感のある走りを実現する。

人間中心設計のHMI(ヒューマンマシンインターフェイス)としては、ディスプレイの上側を走行環境情報、下側を車両情報に棲み分け、視認時の迷いを低減させるなど、「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ」の視認性を向上。

「MAZDA PROACTIVE SAFETY」の考え方に基づき、安全運転を支援する「i−ACTIVSENSE」では、速度標識の見落としを防ぎ安全運転をサポートする「交通標識認識システム(TSR)」を初採用した。衝突回避支援・被害軽減技術は、従来のスマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時](SCBS F)では近赤外線レーザーセンサーだった検知デバイスをフォワード・センシング・カメラに変更。検知対象を車両のみから、歩行者まで拡大すると同時に、作動速度域を約4〜30km/hから、車両検知で約4〜80km/h、歩行者検知で10〜80km/hとした。

エクステリアデザインはクルマとしての骨格を重視し、水平基調の造形で左右への広がり感と前後方向の軸の強さを追求。ワイド&ローなスタンスを際立たせ、大人の落ち着きを感じさせる精悍かつ品格のあるプレゼンスを実現した。

インテリアデザインはひとつひとつ細かな質感アップを積み重ね、スポーティでありながら落ち着きと品格のあるインテリアを表現。インストルメントパネルの中央から左右への広がり、ダッシュボードからドアトリムへのつながりを強め、左右方向のワイド感と前後方向のスピード感を際立たせる造り込みは要チェックだ。

同社の小飼雅道代表取締役社長兼CEOは、「マツダは『お客さまの人生においてかけがえのない存在となり、お客さまと特別な絆を持ち、選ばれ続けるオンリーワンのブランドになること』を目指しております。そのために今後も常に『人間中心の開発哲学』に基づいた次世代技術を、モデルチェンジなどのタイミングにとらわれず、反映させてまいります。また、クリーンディーゼルエンジンは今後も重要な環境技術のひとつと考えており、日本をはじめ、グローバルにクリーンディーゼルエンジンの更なる普及を目指してまいります」とコメントしている。

0418130_05

関連情報

http://www.mazda.co.jp/

文/編集部