照明なのにTV・エアコン操作やセキュリティ対策もできるの?

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ソニーがクラウドファンディングサイト「+Stlye」で販売中の、LEDシーリングライトとマルチファンクションユニットを組み合わせた「マルチファンクションライト」。本機はスマホでのコントロールを可能にしたIoT照明で、他の家電も操作したりユニットから音楽を流せたりと画期的な機能を備えた製品になっています。そこで、実際にこのマルチファンクションライトがあると、どれくらい便利な生活を送れるのか試してみました。

まずは設置して音楽を楽しみたい!


取り付け方は簡単。天井に引掛シーリングが付いていれば、ハメ込んでいくだけです。

1.引掛シーリングボディにアダプターを取り付ける。

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2.LEDシーリングライトをカチッと音がするまで押し上げる。
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3.セードを右に回しながら取り付ける。
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4.中央にマルチファンクションユニットを差し込み完了。
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次に、iOS専用アプリの「My Light」をダウンロードしたら、無線LANを使ってペアリングを。設定完了でコントロール開始となります。このマルチファンクションライトで何ができるかというと、まず使いたいのはユニット部分の「音楽」機能ではないでしょうか。リビングで食事中や、寝室で目覚ましやおやすみのBGMが流れるなんて、ちょっと優雅な生活が送れちゃいます。

 


アプリ内の「ミュージック」をタッチするとスマホに内蔵されている音楽が一覧で表示されるので、選曲すれば天井から音楽が鳴り始めます。このとき、ユニット本体にmicroSDカードを差し込んでおけば、好きな曲をアップロードすることも可能です。

ただしPCなどではなく専用アプリ経由でアップロードしないと、正常に作動しなくなるので注意が必要。一旦microSDカードにアップロードされた曲は、別のスマホからでも認識できる(最大4台まで登録可能)ので、家族で好きな曲をシェアすることができます。

対応フォーマットは、MP3(.mp3) 32/44.1/48 kHz、32〜320 kbps、16ビット 。AAC(.mp4 / .m4a) 32/44.1/48 kHz、16〜320 kbps、16ビット。リニアPCM(.wav) 8/12/16/24/32/44.1/48 kHz、16ビットの3種類。あらゆる曲に対応しているわけではないので、確認しましょう。

 

6 microSDカードを本体横に挿しておくと便利。ただし、microSDカードは2GB、microSDカードは32GBまでの制限あり

 

ひとつのマルチファンクションライトに対して家族で複数アカウント登録すると、音楽のコントロールも別々に操作できる。同時にコントロールする場合は、このように権限取得画面が現れる

 

誰でも使える直感的な照明のカラー変更


肝心の照明は8畳相当の広さをカバー。調光・調色はアプリ画面で直感的に操作できる仕様に。付属品のリモコンでも操作可能ですが、こちらの場合は「R,G,B」の「+」「-」ボタンで調整することになります。主照明はオフにして、間接照明だけオンにするといったこともでき、部屋でのくつろぎタイムを演出してくれます。「主照明」は、電球色・昼光色・明るさ・暗さをセッティング可能。「間接照明」は、カラーバーをスライドさせることで照明が連動して変化します。

プリセットの「深海」カラー。天井に青白い間接照明の光が照らされる。 プリセットの「深海」カラー。天井に青白い間接照明の光が照らされる

スマホで直感的に色や光の強さを変えられる。連動のレスポンスが速いので、ストレスは特に感じなかった。 スマホで直感的に色や光の強さを変えられる。連動のレスポンスが速いので、ストレスは特に感じなかった

 

設定画面で5パターンまでシーンが登録できる。好きな色やよく使う色は事前に名前をつけて管理しよう。 設定画面で5パターンまでシーンが登録できる。好きな色やよく使う色は事前に名前をつけて管理しよう

 

スマホがテレビやエアコンのリモコンになる!


このマルチファンクションライト、実はテレビやエアコンのコントロールもできるところがポイント。赤外線センサーを使った機器であることが条件ですが、アプリで型式を認識できればOK。エアコンのリモコンって大体部屋の端に置いてあることが多いから、スマホでピッピッと動かせたら意外とラクなんです。

 

アプリでメーカーを選び、対応しているか確認する。 アプリでメーカーを選び、対応しているか確認する

 

成功すれば「電源オン」「電源オフ」がスマホで可能に。 成功すれば「電源オン」「電源オフ」がスマホで可能に

 

エアコンもテレビ同様に認識できればスマホで操作可能に。テレビと違い、オン・オフだけでなく温度設定や風量・モード変更などもできる。 エアコンもテレビ同様に認識できればスマホで操作可能に。テレビと違い、オン・オフだけでなく温度設定や風量・モード変更などもできる

 

内線電話や照明、テレビなどのタイマーにもなります

さあこれらの接続ができたら、さらに便利な使い道が広がるようになります。ひとつ目は「よびかけ」です。これは、マルチファンクションライトを置いてある部屋とスマホを使って会話するという機能。朝起きるとき、夕食の準備ができたとき、子ども部屋にあるライトからスマホを経由したお母さんの声が届き、また子どもの返事もスマホに帰ってきます。もうご近所に響き渡る声で子どもを呼びつけなくてもいいということ(笑)。

 

ワンタップで音声通話が開始。ボリューム調整もできる。実際に試したところ、少し会話にタイムラグが発生した。 ワンタップで音声通話が開始。ボリューム調整もできる。実際に試したところ、少し会話にタイムラグが発生した

 

ふたつ目が「タイマー」です。本機には人感センサーが搭載されていて、誰かがライトに近づくと反応するようになっています。この機能を使い、さまざまなシチュエーションで家電を自動操作することができるようになります。例えば、「朝6時になったらテレビと照明をつける」「夜の12時になったらテレビをオフに」といった単純な機能から、「夕方の4時から11時までは、人が部屋に入ったら照明とテレビをオン/部屋から出たらオフ」といった複雑な命令まで与えることも可能です。

 

タイマーでは、「おはようモード」「おやすみモード」「自動モード」「カスタムモード」の4種類が選べる。 タイマーでは、「おはようモード」「おやすみモード」「自動モード」「カスタムモード」の4種類が選べる

 

それぞれ、好みのライフスタイルに合わせた設定ができるので、活用次第で家の中が自動化される。特に、生活パターンが一定のリズムの人は使いやすいかも。 それぞれ、好みのライフスタイルに合わせた設定ができるので、活用次第で家の中が自動化される。特に、生活パターンが一定のリズムの人は使いやすいかも

 

IoTならではの、ホームセキュリティー機能も充実


続いて「伝言」機能です。これは、あらかじめアプリにメッセージを吹き込んでおくと、人感センサーが人を感知したときに再生してくれるというわけ。「おかえり!」とか「ちょっと買い物で外出します。帰りは2時間後かな」など、帰宅した家族に伝言が残せるので、心配した子どもが外に親を探しに行くという心配がなくなります。こういったセキュリティー機能も、IoTを使う上でのメリットといえるでしょう。

 

音声を何度繰り返すか、音量設定をしておこう。 音声を何度繰り返すか、音量設定をしておこう

 

セキュリティという部分で一番活躍するのが、「みまもり」です。設定された時間帯でランダムに点灯し、在宅のように見せかけてくれます。さらに動作中、人の動きを感知すると警告音が発生! ランプも赤に点灯し、かなりビビります。一度警告音が鳴り出すと30秒くらいで停止しますが、動きを感知すると再び警報が鳴り響きます。泥棒対策として、ぜひ導入したいと感じる機能でした。

間接照明が真っ赤に! かなり怒っています! 間接照明が真っ赤に! かなり怒っています!

 

寝静まる深夜や、外出で家を開けるときは設定しておきたい。 寝静まる深夜や、外出で家を開けるときは設定しておきたい

 

アラートが鳴ると、登録してあるメルアドに連絡が届く。 アラートが鳴ると、登録してあるメルアドに連絡が届く

 

IoT照明「マルチファンクションライト」の魅力が伝わったでしょうか。照明×ミュージックプレイヤー×家電コントロール×ホームセキュリティーと、一台で4役をこなす働き者としてぜひ導入したいと思った製品でした。

(取材・文/三宅 隆)