アップルの「学校」がイタリアで開校、その内容とは

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アップルとのパートナーシップにより、フェデリコ2世・ナポリ大学でヨーロッパ初のiOS開発者アカデミーが発足する。200人の学生がアプリ開発と起業について学ぶことになっている。

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講義ノートや用語集ばかりでなく、実践とイノヴェイションを──。フェデリコ2世・ナポリ大学は、アップルとのアプリ開発パートナーシップにより、ヨーロッパで初めてとなる「iOS開発者アカデミー」を開設する。

このiOS開発者アカデミーは、3カ月のうちに公式に開始することになっている。200人以上の学生が、サン・ジョヴァンニ・ア・テドゥッチョの新キャンパスの教室を訪れる。施設にはいくつかのラボがあり、アップルの最新ハードウェア、ソフトウェア製品にアクセスできる。

第1学期の間、授業はiOSソフトウェアの開発が中心となる。続く6カ月では、学生たちはスタートアップの創設やアプリの企画に参加する。彼らはアプリをつくり、それをApp Storeで発表することになる。

「世界で最もクリエイティヴな開発者たちには、ヨーロッパ出身の人々がいます。このセンターは次世代が成功を得るのに必要な能力を獲得する助けになると、わたしたちは確信しています」と、アップルCFO、ルーカ・マエストリは説明する。

志願者はイタリア語か英語で試験を受け、これに合格すると面接に進むことができる。情報技術のバックグラウンドがあるかないかは選考を通過する上で決定的な要因ではない。コースはさまざまな分野にわたる未来のディヴェロッパーの「異種混淆」を支援するために計画されている。

門戸は教員にも開かれている。大学側は、今後数カ月のうちに、熟練のアプリ開発者からプログラミングの教員まで、さまざまな経歴の教師を雇用する予定だ。

INFORMATION

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