「遺書」「松本」の衝撃

写真拡大

ダウンタウンの松本人志さんは、お笑い芸人のほかにも映画監督、俳優とマルチな活動を行っています。そんな松本さんの名著といえるものが「遺書」「松本」でしょう。

「週刊朝日」連載

「遺書」「松本」は「週刊朝日」に連載されたエッセイをまとめたものです。二つともベストセラーとなりました。二つの書籍をまとめた「松本の遺書」も朝日文庫から出版されています。この連載にはさまざまな新しさがありました。もっとも大きなものは「自分で書いている」ということでしょう。それまで芸能人が雑誌に連載を持つことはありましたが、ほとんどは語りおろしスタイルでした。これは芸能人がしゃべった内容をライターが書き起こすものです。ですが松本さんの連載はすべて本人の手によって書かれました。読者の中には鋭い人間もいたようで「あれはウソではないか」といったことを指摘してくる人もいたようです。それに対して松本さんは「わざとウソを交えている」といった挑発的なことを記していました。

バッシングに応える

当時、松本人志さんは、不遜な態度が生意気であるとして世間からバッシングを受けていました。さらに、現在でも議論されている笑いといじめの問題などにからんで、ダウンタウンの攻撃的な笑い、暴力的な笑いが、下品な笑いが批判されることもありました。そうした批判に対して松本さんは舌鋒鋭く反論していくのです。これは芸人用語でいえば「トガッていた頃」ともいえるかもしれません。

結婚話については?

当時、松本さんの年齢は30歳を過ぎたばかりです。相方の浜田さんはすでに結婚していたので、松本さんは結婚をしないのかといった話が取りざたされていました。それに対して女は好きであるが結婚はしないといったことも記しています。のちに結婚して子どもを持つことになるのですから、人間の考えいうのは時代とともに変わっていくのかもしれません。

「お笑い芸人情報」の詳細を調べる