16日、台湾・台北市の松山駅付近で7日夜、電車が爆破され、25人が負傷した事件で、容疑者の男は、警察の取り調べに対し、車内に女の子が乗っているのを見て爆破をためらったと話しているいう。

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2016年7月16日、台湾・台北市の松山駅付近で7日夜、電車が爆破され、25人が負傷した事件で、爆発による重度のやけどで治療を受けていた容疑者の男が15日、意識を取り戻したことを受け、警察による取り調べが行われた。男は車内に女の子が乗っているのを見て爆破をためらったと話しているいう。中国メディア・澎湃新聞が伝えた。

台湾・聯合報によると、男は取り調べに対し、「台中駅から電車に乗り込み、新竹駅で列車を爆破する計画だったが、車内にかわいい女の子が乗り合わせているのを見て、爆破をためらった」「そのまま列車に乗り続けたが、松山駅に到着した際、ふと人生に何の希望もないと思うようになり、自暴自棄になって爆発物を爆破させた」などと話しているという。

男はまた「子どものころに遊んだように、買い集めた爆竹から火薬だけを取り出して集め、それを使って爆発物をつくった」とも供述している。

男は30年余りがんとの闘病を続けており、ここ5年は孤独な生活を送っていたという。見つかった遺書では、銀行員についてふれているが、これは単なる思いつきで書いただけだと供述している。だが電車内からは大量の爆発物が見つかっており、警察は特定の目的を持った犯行だった可能性もあるとしている。(翻訳・編集/岡田)