これさえ抑えておけば安心!喪服選びの3つのポイント

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ブラックフォーマルと言われる礼服の中の喪服は、他の衣服と異なり、なかなか大きな買い物である。またそれを着ていく場所には、そこでしか会わないような人々も多く、喪服による第一印象は、その人のイメージに大きく影響する。では喪服でありながらも、TPOを外さずに納得の行く選び方をするには、どのような点に気をつければよいのだろうか。「教えて!goo」にも「ブラックフォーマルの選び方」といった質問が寄せられている。

■みんなが見ている、型と色!

回答者の多くは、他の参列者の中で悪目立ちしないこと、その上で一歩リードする要素を入れておくことで共通していた。

「現在流行のカタチに目が引かれると思いますが、数十年は使いますのでなるべくシンプルでクラシックと思われるようなデザインを選びます。ブランドにこだわってはダメです」(sachi7283さん)

「オーソドックスな型を選ぶ。しわになりにくい生地のものを選ぶ。サイズ調整できるものを選ぶ。他の服と違って10年ほどは着用することになると思うので。深い黒色を選ぶ」(shigechamaさん)

これらの観点は男女の喪服に共通することである。しかし喪服の種類からすれば、紳士ものより、圧倒的に婦人ものの方が多い。以下では、種類の多い婦人服にも耐えうる購入のポイントを見ていきたい。

■アドバイザーが推す、丈・ゆとり・光沢!

葬儀における一般的なマナーを抑えつつも、気品を忘れない喪服選びをするには、具体的にいくつのポイントがあるのだろうか。これについて喪服の一般的な価格帯とともに、数多くの葬儀を見てきた、心に残る家族葬を行う葬儀アドバイザーに説明していただいた。

「まず最低限守りたいことは、スカート丈です。膝が隠れていれば大丈夫とされています。ですが膝丈ちょうどだと立ち座りなどの動作の時に膝が見えてしまう場合があります。ひざ下数cm〜10cm程度の丈であれば、動く度に膝が見えることもなくエレガントです。色が黒でもボディラインが強調されるデザインはふさわしくありません。喪服は個性を出すための服ではなく、あくまでも故人を悼むための正装なのです。また10年は着られるものですから、購入時の体型にぴったり合わせると後々着られなくなることもあるので少しゆとりがあるくらいのサイズが長く使えます」

なるほど、10年後も美しく喪服を着られるようにするために、サイズはもちろん、丈にも注意すべきである。では、色について「深い黒」という意見もあったが、具体的にはどのような見た目がふさわしいのだろうか。

「色が黒でも、広く光沢のある素材が使われているものはマナー違反になります。また、素材があまりにも安っぽいと、参列者全員がブラックを来ている中で浮いてしまいます。喪服は値段によって黒の色が違ってくるとも言われており、高いものほど深みのある黒になります。一般的な価格帯として、20代だったら4〜6万円代のもの、30代以上の方なら7〜9万円代であるといわれています。10万円以上だと、色も仕立てもよい品になります」

「安物買いの銭失い」と言うように、喪服の場合はとりあえずで選んでしまうと必ず後悔することになる。長期の使用に耐えうるものを選ぶためにも、以上のポイントに注意して上手に買い物したいものだ。

●専門家プロフィール:心に残る家族葬 葬儀アドバイザー
「葬儀の参列者を遺族や近親者など、本当に故人を亡くした悲しみを共有できる方だけに限定」し、「世間体を重視している感のある告別式を簡素化」する家族葬の提案を行う。

(樹木悠)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)