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そろそろ夏休みですが、外で遊ぶだけが夏休みではありません。

涼しい室内でゆったりと過ごすのも、長期休みの醍醐味だったりもしますよね。

それと同時に普段は読みたくても読めない大作の小説を読み終えるチャンスでもあります。

今回は、夏休みに一気に読みたい超大作ファンタジーを5つ厳選してお届けします。

そして、せっかく時間があるのですから、ぜひ英文で挑戦してみましょう!

ある程度ストーリーを知っている作品なら思った以上にすんなり頭に入ってくると思います。

■指輪物語――J・R・R・トールキン

指輪物語――J・R・R・トールキン
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もはや説明不要の超大作ファンタジー『指輪物語』(The Lord of the Rings)

1955年に全ての出版が終えるや否や、瞬く間に人気を博し、数多くの言語に翻訳されました。映画、ゲームなどの異なるメディアへの影響はもとより、現代普及するファンタジー小説の多くが『指輪物語』から多大な影響を受けています。

綿密に作り込まれた世界と個性豊かな登場人物たちの織り成す指輪を巡る旅は、高級なファンタジーの世界にあなたを連れて行ってくれます。映画だけで知っている方は、原作内の表現や世界観の深さに驚いてしまうかもしれません。

■ダーク・タワー――スティーブン・キング

ダーク・タワー――スティーヴン・キング
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続いては、アメリカ合衆国を代表する小説家スティーブン・キングの『ダーク・タワー』(The Dark Tower)

自らライクワークと位置付ける本作品は、(西部劇を彷彿とさせる)荒廃した世界を舞台に、「最後のガンスリンガー」であるローランドが暗黒の塔を探す物語です。

個性あふれる旅の仲間とローランドとのやりとりも楽しいですが、過去のスティーブン・キング作品の登場人物や設定が再登場する点でもファンを大いに喜ばせます。

■氷と炎の歌――ジョージ・R・R・マーティン

氷と炎の歌――ジョージ・R・R・マーティン
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大人気テレビドラマシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』の原作となった『氷と炎の歌』(A Song of Ice and Fire)もお勧めです。

中世イギリスをモデルに作成された本物語は、魔法やドラゴンが登場する異世界ファンタジーです。作者のジョージ・R・R・マーティンも製作に携わるテレビドラマ版と原作には数多くの違いがあるともいわれ、それを探してみるのも楽しいかもしれません。

全7部構成の予定で、現在は5部まで出版が完了しています。

■永遠の王――テレンス・ハンベリー・ホワイト

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イギリスの作家テレンス・ハンベリー・ホワイトが第二次世界大戦前から戦後にかけて完成させた『永遠の王』(The Once and Future King)は、アーサー王伝説を題材にしたファンタジー小説です。

アーサー王を描いた作品はたくさんありますが、なかでも本作品が特別な注目を浴びているのは、執筆の当時の社会像が反映されているから。魔術師マーリンの口にする「第二次世界大戦」や「戦車」などの時代錯誤的なセリフは、独自の解釈を加えられたアーサー王伝説としての地位の確立に一役買っています。

■ナルニア国物語――C・S・ルイス

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最後は、イギリスの小説家C・S・ルイスの書いた『ナルニア国物語』(The Chronicles of Narnia)

映画化をきっかけに知った人も多いかと思いますが、実は『指輪物語』同様に古く、出版は20世紀中期に行なわれました(トールキンの友人でもあります)。

架空の世界ナルニアを舞台に、イギリスの少年少女が異世界と現実世界を行き来しながら、数々の使命を果たしていく物語です。本来は子供向けとされていますが、大人が読んでもどっぷりとはまってしまう世界観が魅力的です。

以上、夏休みに一気に読みたい超大作ファンタジー5選でした。これら英語版はAmazonなどで探せば意外と簡単に手に入ります。作品によってはKindle版もだいぶお手頃な価格で販売されているので、探してみてください。

ぜひ、有意義な“読書の夏”をお過ごしください!

文/諸原龍之介