■連載/ペットゥモロー通信

 

前回の「愛犬の老化度チェック表1《身体的サイン編》」に続き、生理的および行動や意識の変化から見る犬の老化度チェックポイントを紹介しよう。

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周囲の物事に気づくのが遅い、気づいてもなかなか行動しようとしないことも/(C)DM

【生理的な老化のサイン】

✔ 粗相をするようになった
✔ トイレを我慢できない
✔ オシッコの回数や量が変化する
腎臓や膀胱の機能および筋力が低下し、排尿をコントロールしづらくなる。そのためオシッコの回数が増えることがある。状況によってはトイレ場まで行くまでに間に合わないということも。また、運動量も減る分、飲水量も減り気味になることから、逆にオシッコの回数や量が減ることもある。
✔ ウンチの量が少ない
✔ ウンチがなかなか出ない
✔ 便秘気味
食事量も少なくなり、消化機能や筋力も低下しがちになることから便秘になることがある。その場合には適度な運動とともに、繊維質が豊富なサツマイモやカボチャといった野菜、ヨーグルトなどがお勧め。
✔ 寝ていることが多くなる
✔ 起こしてもすぐに起きない
寝てばかりだからというのを理由に散歩をさぼると筋力の低下を招く。無理のない範囲で適度な運動は必要。
✔ 食欲の低下
✔ 逆に食べ物に執着する
✔ 食べ物の好みが変わる
✔ うまく食べられない
加齢とともに何らかの栄養素が不足すると、時にこれまであまり食べなかったようなものを食べたがるようになることもある。食欲はあるのにあまり食べない場合には、歯のトラブルが隠れていることも。

【行動や意欲に関する老化のサイン】

✔ 他の犬や周囲のことにあまり反応しなくなった
✔ すぐに疲れる、飽きる
犬であっても刺激のない生活は老化を早める。友達犬と会う、いろいろな匂いを嗅がせる、ゆるい坂を上り下りするなどのよい刺激は与えてあげたい。
✔ 家族のそばにいたがる犬も加齢によって不安や寂しさを感じるのか、家族のそばで寝たがるようになることがある。
✔ 怒りっぽくなる場合によっては性格に変化が出ることもある。
✔ 昼夜が逆転する昼夜が逆転する場合は認知症の可能性も。

注意したいのは、以上のチェックポイントが必ずしも老化に直結するとは限らないということ。もしかしたら、病気やケガ、ストレスなど他の原因が影響している場合もあるので、気になる時には一度動物病院で診てもらうことをお勧めしたい。

文/犬塚 凛(ペットゥモロー編集部)

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