金の売買ポジションの偏り状況を知るには、CFTC(米国商品先物取引委員会)が毎週末に公表している売買残高を参考にするがいい
金に投資するには現物以外にも、さまざまな方法がある。純金積み立て、金先物、金ETF、産金株……など、商品ごとの特徴と、メリット&デメリットを一挙公開する

【金先物】

 先物で金に投資するには、1埣碓未納莪する金標準取引と、個人投資家でも気軽に取引できるよう100g単位の金ミニ取引の2種類がある。

 取引するには、商品取引業者に口座を開設して、証拠金という担保を入れなければならない。現在(’16年5月度)は、金先物(金標準取引)には18万円。金ミニ取引には9万円必要だ。

 先物のメリットは、レバレッジを効かせて少額資金でも大きな取引ができるところ。また、現物とは違い、信用取引を使って売りからも入れるのは利点だろう。

「レバのかかる先物なら、ハイリスク・ハイリターンが狙えます。最高で44倍ほどのレバが効きますが、これは値動きが44倍激しくなるということ。440万円の取り引きを10万円の元手でできますが、10万円くらいすぐ溶けちゃうので注意が必要です」(マーケット・ストラテジィ・インスティチュートの亀井幸一郎氏)

 また、商品取引は思惑と違うほうに価格が動けば、証拠金を失うだけでなく、追証(追加証拠金)という資金の追加をさらに求められることもある。特に、投資に不慣れなビギナーは、注意が必要だ。

【亀井幸一郎氏】
山一證券、ワールド・ゴールド・カウンシル企画調査部長などを経て、マーケット・ストラテジィ・インスティチュート代表取締役

― [鉄板の金投資]最強ガイド ―