アストンマーティンの新型「DB11」、CEOが自ら初期製造分の1,000台を検査

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アストンマーティンの新型「DB11」は、この英国車メーカーにとって非常に重要なモデルとなる。DB11を購入する顧客が完璧な状態のクルマを必ず手できるように、アンディ・パーマーCEOがこれから数カ月かけて、最初に製造される1,000台の点検を自ら行うという。

英国の自動車メディア『BBC Autos』のレポーターであるマシュー・フェニックス氏は最近のTwitterで、「パーマーCEOは最初の1,000台に特別な愛情を注ぐための残業もいとわないだろう」とコメントしている。また、パーマーCEOのTwitterによれば、検査を行うすべてのDB11の5.2リッターV型12気筒ツインターボ・エンジンに自身のサイン入り検査バッジを装着するという。

アストンマーティン DB11の最初に製造される1,000台のみ、V12エンジンに特別な検査バッジを装着!

アンディ・パーマー

アストンマーティンのラインアップにおける他のどのモデルよりも、DB11に多くの愛情を注ぎたくなる気持ちは理解できる。2014年にパーマー氏がCEOに就任してから、最初に発表した新型車がDB11だからだ。DBシリーズは、美しく魅力的な「DB1」(ただしこの車名は後に付けられた通称)が1948年に登場して以来、同社を代表する血統であり、DB11はその10台目の市販モデルにあたる(DB10は世界一有名なスパイのために特別に製作された)。このシリーズはアストンマーティンで最も成功しているモデルであるため、新たに販売されるDB11に同社の命運がかかっているとも言えるのだ。

クルマの品質が基準に達していることを保証するために、CEO自らがこのような極端ともいえる"作戦"をとるのはこれが初めてではない。テスラモーターズのイーロン・マスクCEOは、「モデルX」の製造に立ち会って工場の床に寝袋で寝泊まりしていたとも伝えられている。パーマーCEOのDB11にかける特別な努力が報われることを願う。

By Joel Patel
翻訳:日本映像翻訳アカデミー