15日、澎湃新聞によると、中国浙江省温州市にある水源地で14日、死んだ魚の回収作業が完了した。資料写真。

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2016年7月15日、澎湃新聞によると、中国浙江省温州市にある水源地で14日、死んだ魚の回収作業が完了した。重さにして300〜350キロに上るという。

現場は「国家4A級旅遊区」に指定された景勝地にあり、その水は楽清市、永嘉県などに飲み水として供給されている。地元の住民から「大量の魚の死がいが浮いている」との通報が寄せられたのは11日のこと。魚はフナが大部分を占めていたが、ソウギョ、ライギョも含まれていた。

回収作業を行った水道当局の責任者によると、魚は10日午後にトラックで持ち込まれ、放流する横で僧侶が経を唱えていたという。当事者らは警備員から注意を受けたものの、「善事を妨害しようとしている」と反発。放流は事前に当局に届け出る必要があったが手続きはなされておらず、永嘉県漁業行政執法大隊の責任者は「高温の日に普通のトラックで運ばれた場合、魚は酸欠になりやすい。(回収された魚は)放流前に死んでいた可能性もある」とコメントしている。

魚の死がいが水質に害を与えた心配はないとされているが、ネット上には「間違った放流は生き物を死なせてしまうことと変わらない」「身勝手な行為」「空気、水、食べ物…。基本的な安全さえ保障されない」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/野谷)