7月からスタートする人気TVシリーズ『闇金ウシジマくん Season3』で神堂大道役を演じた中村倫也さんのインタビュー後半戦!

前半では、『闇金ウシジマくん』という作品への「やばっ」ポイントをお話いただきました。

後半では、「洗脳くん」編を見事に演じ切った中村さんの心のうちや、お金にまつわる思いなどを聞きました。


Q:神堂大道はカリスマ性を持ち、人をコントロールするような面もあるような人物でしたが、中村さんはどのように捉えて準備していったんですか?

中村倫也(以下、中村):神堂という男はどうしてこんなふうになったかは分からないですけど、きっとすごいナイーブというか、弱いやつだと思ったんです。だからこそ、自分の世界にすべてを置き換えたくて、人を洗脳していくようになったと。人を洗脳するために、言っていることや行動が、常に裏の裏くらいまであるキャラクターだったので、慎重に読み取ろうとしていました。すごく難易度が高かったですね。撮影に入る前には、洗脳の仕方みたいな本を読んで参考にして。

とはいえ、別に弱さやナイーブさを出す気はさらさらなかったですけど、自分の世界で完結したいという人物なので、そこに対する執着や情熱はものすごいなと思いながらやっていました。もちろん、僕とは全然違う人物ですよ(笑)。


Q:神堂のような強烈な役を終えられた後は、虚無感みたいなものが残ったりするんですか?

中村:このドラマは、本当にスタッフもキャストも一丸となって頑張っていたので、クランクアップの日にはスタッフと一緒に「寂しいね」って話をしていました。ただ、役に引っ張られることはほぼないです。神堂みたいな男のように嫌われないよう、一生懸命、愛想を振りまいて、人にしゃべりかけていました(笑)。


Q:そんな中村さん演じる神堂が洗脳する上原まゆみ役の光宗薫さんは、どういう印象でしたか?

中村:ものすごく努力家なんだなという印象でした。すごくシャイで、人見知りで、どっちかと言うと不器用なタイプの人なんですけど、根っこがすごく真面目で。どうにかしてまゆみというキャラクターが追い込まれていくような芝居をしたいと思って、こっちも必死でやっていました。


Q:『闇金ウシジマくん』はタイトルにも入っている通り、お金にまつわる話が描かれています。作品を通して、お金の価値観を改めて考えたりしましたか?

中村:うーん。本当にお金がない頃や若い頃は、「何なんだ、この紙きれは」と思っていた時期もありました。今は、お金は天下の回り物というか、大事だとも思っています。『闇金ウシジマくん』では、お金を借りたり稼いだりするいろいろな人が出てきますが、お金に振り回されたくはないなと思いました。「愛があればいいじゃない」とは言わないですし、とても大事ですけど、お金が優先順位のトップにくると虚しいなとは、やはり思います。


Q:いろいろお聞かせいただき、ありがとうございました。最後にNosh読者にメッセージをお願いします。

中村:『闇金ウシジマくん』はどうしようもなくダメだけど愛おしく人間っぽい、欲にまみれた人たちがいっぱい出てくるのが面白みだと思っています。欲がダイレクトに出るキャラクターたちを見るのは楽しいですよ。自分が一視聴者として見ていたときもそれを楽しみにしていたので、今回も同じく期待していただければと思います。(取材・文・写真:赤山恭子)

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