東北大学加齢医学研究所と旅行会社クラブツーリズムは2016年7月6日、旅行が認知症予防に効果があるかについて、共同研究を始めると発表した。60歳以上の男女90人を対象に、7月から3年間調査する。

今回の研究に先立って、同研究所は2016年5月、「旅行に行く頻度と幸福感の関連」のアンケート調査を行った。過去5年間の旅行回数が多いほど人生への失望感が低く、現地の人々との交流目的で旅行する人ほど人生への満足感が高い、という結果が得られた。

 

発表資料によると、高い幸福感は長寿命や認知機能維持につながりやすいため、旅行には認知症を予防・抑制する可能性があるという。今回の研究では、脳のMRI(核磁気共鳴画像法)検査や認知機能検査、心理検査のデータを採取し、旅行が脳にもたらす健康効果を検証する。