旅の荷物を減らすには?トラベルライターと考えた究極の裏技も

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旅で、とくに海外の旅行の場合、荷物をいかに減らすかで快適さが変わってくる。バリアフリーの概念が浸透したとはいえ、先進国以外ではスーツケースを持ちながら四苦八苦して階段を上る機会はざらにある。長期休暇を利用して長期旅行に出掛ける人も多いだろう。極力荷物を減らすため、旅の達人に裏技を聞いた。

「着替えは3日分。速乾性の服を選んでください」とトラベルライターの鈴木博美さん。鈴木さんは着替えをアウドドアメーカーのパタゴニアと決めているそうだ。山歩きに適しているうえ、街で着ていてもおかしくないファッション性が理由だという。

■服を減らすことが減量に一番効く

化粧水などの液体を小さな容器に詰め替えたり、軽くて丈夫なスーツケースを選ぶなどの工夫もしているが、服を減らすことが荷物減量には一番効果的と鈴木さん。

だが服を減らせば旅行中の洗濯は必須となる。鈴木さんは「挾み付きのロープが必要です。ホテルに着いたら休まずに洗濯してください。洗ったら備え付けのバスタオルに挟んで水分を吸収してから干す。浴室に干す場合は換気扇を忘れずに」と話す。

続けて「ズボンなど大きなものはシャワーを浴びながら足踏み洗い」と笑う。小柄な身体で世界中を飛び回っているパワフルな鈴木さんらしい意見だ。

一番の問題は洗濯物の乾燥だ。湿気の多い地域で外に干してはいけない。陽の当たる室内にカーテンレールなどを利用して干すようにしよう。日が暮れていたらエアコンの送風が当たる場所がよい。最後は備え付けのドライヤーに頼る。それでもホテル出発に間に合わず生乾きの衣類を持ち歩くはめになった人も多いのでは。

鈴木さんは「乾燥剤を詰めた密閉式のビニール袋に生乾きの洗濯物を入れて運べばよいのでは」と提案。臭くなったり、他の荷物が湿気る心配はなさそうだ。

■大人用おむつ持参でメリット満載!?

旅の荷物を減らしたいのなら、洗濯と乾燥にこだわることが大切だということは十分に伝わっただろう。しかし、ここまでの内容では裏技とは言えないかもしれないので、筆者と2人でさらに究極の裏技を考えた。それは大人用紙おむつの持参である。

成人1回当たりの尿は150mlといわれ、商品によっては5、6回分を吸収できる。生乾きの洗濯物を挟み、密閉式のビニール袋に入れて移動すれば、いつしか水分を吸いきってしまうはずだ。

荷物がかさばるとの意見があるかもしれないが、むしろスカスカになりがちな行きの荷物のいい緩衝材になる。

そして大人用にこだわるのは容量だけでなく、他の用途も見込めるからだ。例えば飛行機の座席が窓側もしくは真ん中なのに通路側の巨漢が早々に熟睡してしまったら……漏れてしまう。おむつを着けていれば安心だ。

鉄道が整備されていない発展途上国では車での長時間移動を強いられるが、当然トイレ休憩を頻繁に取ることになる。乗客全員がおむつを着用していれば相当な時短になるはずだ。

さらに世界に名だたる日本製の紙おむつである。現金をなくしたときには換金できるかもしれない。いいこと尽くめではないか。

次回の海外旅行は紙おむつ持参で赴き、利便性を実証したい。ちなみに紙おむつメーカーに尋ねたところ、「想定外の使い方なので回答できません。データもありません」とのことだった。

「教えて!goo」では「2泊3日の温泉旅行で荷物少なくしたい!」ということで皆さんの意見を紹介している。こちらも参考にしてみては。

●専門家プロフィール:鈴木博美
15年間の旅行代理店勤務を経てライターに。旅を通じて食や文化、風土を取材し、雑誌などに海外各地の旅の記事を寄稿。著書に電子書籍「OL一人旅レシピ」カンボジア・ベトナム編など。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)