120万の銀河を記した宇宙地図・骨格標本で作る「生き物っぽいロボット」・Sheep View 360(画像ピックアップ41)

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1週間のあいだに拾いきれなかったニュースを集めてお伝えします。今週は「120万の銀河を記した宇宙地図」、「骨格標本で作る『生き物っぽいロボット』」、「緑内障マウスの視力回復に成功」、「Sheep View 360」、「米有力誌、テスラにAutopilotの提供中止を要求。イーロン・マスク『ノー』」をまとめました。

120万の銀河を記した宇宙地図



 

この画像はスローン・デジタル・スカイサーベイ(SDSS)の光学望遠鏡によって取得した全天の観測データのうち1/20の範囲を切り取った宇宙地図。横幅は60億光年、縦は45億光年、奥行き方向5億光年の範囲に含まれる銀河4万8741個がドットの一つ一つとして描かれています。銀河(ドット)の色の違いは地球からの距離を示していて、黄色から紫へと変化するにつれて遠くなります。

上の画像では一部ですが、全てのデータをあわせると、120万個以上の観測済み銀河がこのような3D地図にマッピングされており、研究者らは約70〜20億年前にかけての宇宙の拡大から、ダークエナジーやダークマターがどんな役割を果たしているのかを調べようとしています。

[Source : University of St Andrews]

骨格標本に人工筋肉をつけ加えた生き物っぽいロボット



 

東京工業大学が、ヒトの骨格標本に、本物と同じように伸縮する人工筋肉を取り付けるソフトロボティクス技術の研究を発表しました。通常のロボットは実際の生物とは全く違う動作形態となっているため、動きにぎこちなさが目立ちます。一方、人の骨格に人工筋肉を使って動きを実現するソフトロボティクスでは実際と同様の動きを再現するため、非常に生きものっぽい動きになるとのこと。

動画では前進の骨格標本に筋肉や腱となるパーツを取り付け、実際に手足を動かし、顎の筋肉を使ってうまい棒をかじるようすが見られます。

[Source : Tokyo Institute Of Technlogy]

緑内障マウスの視力復活に成功



 

スタンフォード大学の神経科学研究者が、緑内障の症状を持つマウスの視力回復に成功したと発表しました。緑内障は一般には眼圧異常などによって視神経に障害が発生し、視野欠損を起こす病気です。成人が視神経に障害を来した場合、通常は回復しません。しかし研究者は緑内障マウスの神経節細胞に成長作用のある化学物質を作用させることで、障害の発生した視神経の再成長を促したところ、明らかな視覚の回復がみられたと報告しています。

この成果は哺乳類の視力の重要な部分を回復させた初めての例とされます。もし人間にもこの方法が適用できるようになれば、世界7000万人の緑内障患者に希望の光となるかもしれません。

[Source : Stanford University]

Sheep View 360




 

Googleストリートビューは、ただ眺めを楽しむだけではなく、観光客が旅行の下見に使うためのツールとしても役立ちます。フェロー諸島の住民Durita Dahl Andreassenは、エベレストの頂上にまで行ったストリートビューがまだ自分たちの島にやって来ないのに不満でした。「これでは観光客が来てくれない」と。

そこで彼女は自らの手で360度ビューを撮影することにしました。でも、ストリートビューカーも無ければ二宮金次郎スタイルのランドセルも手元にはありません。Andreassenは考え、ひらめきました「...、そうだ羊がいるじゃないか!」

Andreassenは早速、360度カメラと太陽電池つきハーネスを羊に着せて、あたりを練り歩かせました。すると見事に島の360度ビューがいい具合にでき上がっていきました。

ただ、Andreassenはまだまだ不満です。彼女の羊は牧場の中を練り歩いたにすぎず、島にある山の頂上はおろか危険なので車道にも出られません。当然、これでは"ストリートビュー"にはなりませんでした。

[Source : visitfaroeislands.com]

米有力誌、テスラにAutopilotの提供中止を要求。イーロン・マスク「ノー」



 

消費者への影響力が高い雑誌コンシューマー・リポートが、テスラに対し「その名称がドライバーに誤った認識を植え付けている」としてAutopilotモードの提供中止などを呼びかけました。しかし、イーロン・マスクは「Autopilotは手動運転よりも事故が少なく安全だ」と従来の主張をここでも繰り返しています。

イーロン・マスクはまた、ベータ版の機能をユーザー使わせることに対する批判も「ベータ版の意味は安全確認をしていないという意味ではない」と一蹴しました。