わんこの躾けは愛情を持って必要だと思うものだけにする

ネットや書籍に書かれているプロの躾け方は躾の種類が多すぎます。
例を挙げますと、トイレ、アイコンタクト、マズルコントロール、おすわり、フセ、マテ、ツケ、フェッチ&アウト、おいで、咬みつき抑制と、これだけの事を基本として躾けなければならないとされています。
更にアルファ療法(尊敬されるリーダーになるための方法)も覚えなければなりません。

愛犬の躾って必要なものだけで良いのではありませんか?

初めてわんこを飼われた方にとっては大変な作業となります。
プロは慣れているから機械的に簡単に出来るのであって、素人がこれだけの事をやろうとするのは至難の業です。
プロのマニュアル通り行おうと思っても、上手くできないのが私達の様な素人なのです。
プロのマニュアルも参考にしながら愛犬に愛情のこもった躾をすれば、こんなに沢山の躾けは必要ないと思います。
ですから自分や家族、または他人に迷惑をかけないために必要な躾だけすれば良いのではないでしょうか。

愛情が精一杯込められた躾とは

どちらの専門家が言われたのかは忘れましたが、【犬の本能と習性を把握して、犬が自発的に意欲的に出来る躾】と言う文面を想い出しました。
私もその考えに賛成です。
しかし、今やわんこは野生の動物ではありませんので、何処までを本能と言うのかは分かりません。
でも本能と習性を理解していれば結構躾には役に立ちます。
それと共に、その子の性格に合った躾をして行かなければならないでしょう。
気の小さいわんこにはソフトランディング型で、気が強いわんこには飴と鞭型が良いでしょうね。
鞭と言っても体罰は厳禁です。
どとらも精一杯の愛情を込めてゆっくりと焦らず躾ける事です。

私が考える愛情がこもった躾とは、マニュアルの様なキッチリしたものではなく、生活の中から自然に覚えて行く方法だと思うのです。
そうすればわんんこは自発的に意欲的に覚えてくれるのではないでしょうか。
わんこって賢い動物ですし、何よりも観察力に優れています。
絶えず親(ここでは飼い主の事を親と呼ばせて戴きます)の行動や仕草を学習のために観察しています。
躾始めの頃は愛犬の事を四六時中観察するのです。

例えば愛犬が座ったとします。 
その時に【おすわり】と言葉を発してみてください。
これだとコマンドが後になってしまいますが、慣れるまで繰り返します。
上手くできたら沢山褒めて上げましょう。
理解し始めたら【おすわり】の言葉を前に発して正式なコマンドにします。
他の躾けもこの方法で行います。
とにかくコマンドを出して愛犬ができたら、体に触れながら【笑顔】で滅茶苦茶に褒めて上げましょう。

わんこは親の表情も見ています。 
叱る時には厳しい表情で褒める時はスマイルですよ。
お忘れなく。

それから叱る場合ですが、愛犬が悪い事をしたからと言って腹を立ててはいけません。
感情に任せて叱ると信頼関係を失いかねない状況になる場合があります。
低い声で『ダメ』と言って下さい。
大声を出すのも良い方法とは言えません。
大声だとわんこが驚いて悪戯を止めるだけで、叱られたという意識は持ちません。
ですので何度も悪戯する可能性があります。

わんこにとってのリーダーとは

わんこにとってのリーダーとは何でしょう。
リーダーとは一般的には自分より強くて頼り甲斐のある人でしょう。
しかしリーダーにはもう一つタイプがあると思うのです。
犬にとって大好きであり、無くてはならない存在であると思うと『この人の言う事なら何でも従おう』と言う気にさせるのもリーダーだと思います。
私は後の方が好きです。
これが本当の信頼関係ではないでしょうか。

この件につきましては色々な意見があるでしょう。
もしこの記事を、プロのドッグトレーナーの方がお読みになられたらお叱りを受けるかも知れませんね。

わんこが喜ぶ褒め方を模索する

躾をスムースに覚えさせるには褒める事が肝要です。
わんこは褒められる事が大好きな動物です。
どんな褒め方が一番喜ぶのか模索する必要があります。
それにより、愛犬は褒められたくて一生懸命覚えてくれます。
因みに我が家の褒め方は、『好い子だ、可愛いよ』と言いながら横腹の両側を両手で同時に摩って上げます。
これが一番喜びます。
うちの子なんかはハァハァ言いながら口を開けて喜んでいます。
皆様も褒め方を色々試してみては如何でしょうか?

まとめ

とにかく躾は愛情です。
愛犬の事を犬という概念を捨てましょう。
完全に捨てるのは不可能だと思いますが出来るだけ捨てるのです。
自分の息子か娘と同じ様に扱って下さい。
わんこにも感情があります。
限りない愛情を注いであげれば真の信頼関係が出来上がります。

犬は人間より先にに食事をさせると主従関係が崩れる、などどマニュアルには記載されていますがそれもどうかと思います。
わんこが人間より先に食事をすると本当に主従関係が崩れるのでしょうか?
私はその様な事は無いと思います。
これも賛否両論あると思いますが・・・

真の信頼関係が出来ていれば、わんこは自然に飼い主をリーダーと認め、何でも言う事を聞く様になるのではありませんか?

我が家では愛犬と私と一緒に食事をします。
一緒と言っても私は人間用のメニューです。
さすがにドッグフードは食べたくありません。(これは冗談ですが…)

そして一緒に食事をしながら愛犬に話し掛けます。
『明日もお散歩に行こうな』『またお友達と遊ぼうね』などど話し掛けています。
私の顔を見ながらハァハァ(嬉しい時にハァハァする)言ってますので、たぶん分かっているのだと思います。

躾って家族と他人が困らない様に最低限必要なものだけで、改まってそんなに沢山しなくても良いと思うのです。
我が家ではブリーダーにアイコンタクトとトイレの躾をしてもらっていますので、オスワリ、マテ、ヨシ、ダメ、しか教えていません。
後は愛犬が生活の中で勝手に覚えて行きました。

マズルコントロールやフェッチ&アウトなど躾けていません。
信頼関係があればマズルコントロールしなくても体のどこでの触れさせてくれます。
愛犬が咥えてはいけない物を加えた場合ダメと言えば口から離します。

これは根拠がありませんが、愛犬の世話を全て一人でした方が信頼度も深くなるのではないのでしょうか。
家族で世話を分断してしまうと、例えばご飯を食べさせるだけの人は【ただ食事を与える人】だと認識する事で、ご飯を食べる時だけしか従わないと言う状況になってしまう様な気がします。
いくら犬が賢いと言っても沢山のコマンドを覚えるのは大変でしょう。
躾の詰込みを苦手とするわんこもいますからね。
愛情を持って、なるべくゆっくりと生活の中から自然に覚えさえるのがベストだと思います。
皆様はどの様にお考えでしょうか?