15日、北京市でこのほど、脳卒中が再発し倒れた80代の男性に対し、医療スタッフが「重くて運べない」として家族に人手を確保するよう求めたが、家族は医療スタッフの搬送拒否が治療を遅らせたとして不満が爆発している。資料写真。

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2016年7月15日、北京市でこのほど、脳卒中が再発し倒れた80代の男性に対し、医療スタッフが「重くて運べない」として家族に人手を確保するよう求めたが、家族は医療スタッフの搬送拒否が治療を遅らせたとして不満が爆発している。京華時報が伝えた。

9日未明、80代男性が脳卒中を再発したとの通報を受け、2人の医療スタッフが現場に派遣された。男性の容体を確認した医療スタッフは、2人では搬送できないため人手を確保するよう家族に指示。家族は20分余りかけようやく2人の協力者を見つけ、医療スタッフと共に男性を搬送した。医者は「当面は命の危険はないが、治療の時間が遅れたため予断を許さない状態」と診断し、家族は遅れた原因は医療スタッフにあるとして、救急車を派遣した救急センターに説明を求めた。

救急センターは苦情に対し、「患者の自宅は5階でエレベーターがないためストレッチャーで運ぶ必要があった。患者の安全を考慮し、医療スタッフは家族に人手の確保を求めた。調査の結果、医療スタッフの対応に違反行為は見られなかった」と回答している。

この騒動はネットでも注目され、「医療スタッフの行動に問題はない」とする声や、「違反行為はないかもしれないが、医療従事者としての責任感はないのか?」と医療スタッフの対応不足を指摘する声など賛否両論が聞かれている。(翻訳・編集/内山)