不倫経験のある女性が語る「メリット」とは?

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ゲス極・川谷とベッキーやファンキー加藤のW不倫など、今年に入ってドロドロの不倫騒動が連発! なんかあまりいい印象のない不倫だけど、実は経験女子の半数は「不倫してよかった」と思っているらしい。

一体、何がよかったの? 彼女たちが赤裸々に語ってくれた前回記事(「それでも不倫してよかった」と語る、彼女たちのメリットとは?)に続き、今回はセックス以外に得られたものについてピックアップ…。 

●不倫時期…27歳〜31歳(美紀さん[仮名]34歳・商社)

―不倫相手との出会いから教えてください。

「相手は同じ会社の上司で20歳も上。カレには“一流のもの”を教えてもらった気がします。それまでの私は同世代とばかりいつもつるんでいて、20歳も上の人とお付き合いするなんて夢にも思いませんでした」

―なぜお付き合いを?

「カレが私のチームに北米から赴任してきて、私は戦力のひとりとして一緒に働きました。カレは仕事に真摯(しんし)で、アイデアも豊富。誰にでも公平に接して清潔。尊敬から恋愛感情にどんどん変わっていきましたね。ひとつ大きなプロジェクトが成功してふたりで飲みに行くことになり、その日にエッチしてしまいました」

―相手の家族は?

「社内恋愛で結婚した奥さんに、大学生と高校生の息子さんがいます。これが不倫かぁ…と初めてのエッチのとき、ぼんやり罪悪感を覚えたことをリアルに覚えています。いけないけどやめられないみたいな。そこから会社には絶対ばれないように週1程度のデートを繰り返していました」

―具体的にカレの何がよかった?

オペラや歌舞伎、クラシックなど文化的なフィールドにたくさん連れていってもらったことです。どれもカレと付き合う前にはまったく興味がなかった世界。オペラ鑑賞用のワンピースをプレゼントしてもらったときは舞い上がりました。京都・南の歌舞伎には着物で行ったりして。

今思えば、不倫前の私はな〜んにも知らないただのコムスメでした。『別れてほしい』とカレを困らせ、断られ、苦しいことも多かったけれど、人生で一番キラキラしていた日々だったと思います。

カレと別れてから、私は32歳で社内結婚しましたけど、今でも人間の感情を揺り動かす様々な芸術にものすごく影響を受け続けています。芸術の扉を開いて、心の栄養をくれたカレに本当に感謝しています

●不倫時期…27歳〜現在(千佳子さん[仮名]28歳・広告)

―相手との出会いは?

「カレは10歳上のキャリアあるクリエイター。愛妻家、子煩悩な印象で離婚は望めなさそうでしたが、一緒に仕事をしていたらなんだかんだとカレが気にかけてくれて、気づくと落ちてた感じです」

―本当に落ちたと感じた瞬間はなかった?

「うーん。キスしたらすごく上手だったことかな(照)。唇が吸いつく感じで優しい。不倫をするなんて本当に頭が悪いと思っていましたが、始まったら抜け出せないものですね。ご家族のことなどを考え始めるとどんよりしますが、私と会っているときは私のことだけを考えてくれてるのがやっぱりうれしい」

―不倫してよかったと思うことは?

ありがたいのは、カレが持っている人脈を惜しげもなく私に与えてくれること。内輪の飲み会に誘ってくれて、仕事上スゴく会いたいと思っていた人と顔なじみにさせてくれたり、ちょっと難しい仕事を引き受けてくれる人を探しているとすぐに2、3人『僕の名前を出してくれていいよ』と紹介してくれる。そして、誰もがカレの紹介ならと気持ちよく仕事を受けてくれるんです。結果として会社での私の評価はメキメキ上がっています

●不倫時期…28歳〜現在(恵子さん[仮名]30歳・商社)

―不倫相手のこと、教えてください。

「私のほうから好きになって、好き好き光線を出しているうちにお付き合いするようになった今のカレ。取引先の方で、ちょうどひと回り上です」

―不倫してよかったなと思うことは?

よかったなと思うのは自分に自信が持てたこと。カレがことあるごとに褒(ほ)めてくれる。最初にドキッとしたのは『○○ちゃんのこと本当にタイプなんだよね』と酔った目で真っすぐ見つめて言われたとき。そんなふうに褒められたら抗(あらが)えませんよね。

それからも『大勢のコがいてもキミにしか目がいかないよ』とか、飲み会で『ほんと脚きれいだよなぁ』とショートパンツ姿を見て、こらえきれないように褒められたりとか。髪を少し切っただけで、きちんと褒めてくれる。

女性は褒められて成長するものだということをカレに教えてもらいました。実際、カレと付き合うようになってからモテるようになりました。美容師さんにも『キレイになってる』と言われて。カレとは先が見えないけれど、踏み台にして、もっといい男を見つけてやろうと思ったりもしています」

◆『週刊プレイボーイ』27号(6月20日発売)「経験女子が激白!! “それでも私、不倫してよかったです”」より