自分の面倒は自分で海が教えてくれること 前編【マインドフルネスにいまを生きる】

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海水浴のシーズンになりました。私の住む町はこの季節になると、なんとなく浮き足立ったような、ワクワク感が漂うような、そんな雰囲気になります。週末になると海辺は海水浴客で賑わっています。
私はサーフィンをするのですが、サーフィンをしているといろいろなことを気づかされます。たとえば、冬の寒い海で波をひたすら待っているとき。あれ? 私これ、ほんとに楽しい? とか(笑)。波に乗れるという期待感からか、はたまた意地か。もちろん、ほんとうにそれがしたくてしていることもあるんですけれどね。
サーフィンとひとことでいっても、そのスタイルは人それぞれです。小さい波が好きな人もいれば、大きい波が好きな人もいる。競技のひとつとして技を磨きたい人もいれば、上達するかどうかはどうでもよくて、だた波に乗る楽しさだけを味わいたい人もいる。板の長さも、いろいろです。
サーフィンをほんとうに楽しむために、とっても大切なことは、自分がどうしたいか、だと思うのです。小さい波が好きな人が、なんか大きい波に乗ったほうがかっこいいし、恐がりと思われたくないから、と大きい波の海に入っても楽しめませんし、事故の原因になったりします。小さい波のポイントで入っていても、誰かにこれいい波! と言われた波が、必ずしも自分好みとは限りません。
誰かと一緒に海に入ったとしても、その誰かが楽しませてくれたり、守ってくれたりするわけではなくて、海では基本的に自分の面倒は自分で見なければなりません。これって、サーフィン中だと結構当たり前なんですが、日常に通じることだとおもうのです。
自分が何を楽しく感じるのか、何に違和感を感じるのか。サーフィンだけでなく、なんにつけても楽しむためには、それを知っていることがまずとても大切なんだろうとおもうのです。その上で、周りの意見は尊重して受け取りながら、自分でどうするか決める。
そうしながらも、自分の力なんてまったく及ばない大きな海という存在を感じていること。どの波にどんなふうに乗るかは自分で決められるけれど、どんな波が来るかは自分にはどうにもできません。自分にはどうにもできないこともあるけれど、自分を楽しませるために自分で選べることもある。サーフィンが教えてくれることのひとつには、そんなことがあるなあとおもいます。
後編に続く>>
今日の1枚:
マウイ島で訪れた世界屈指のビッグウェーブポイントピアヒ(ジョーズ)。この日の波のサイズは30フィート。この人生でこんな波に乗りたいと思う日が来ることはなさそうだなあと思いながら見学を楽しみました。

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