日本で生活していれば「生涯学習」という言葉をよく目にするのではないだろうか。「人びとが生涯にわたって学習を継続すること」という意味であり、専門性の高い分野だけでなく、料理など生活に密着した分野も含まれる。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本で生活していれば「生涯学習」という言葉をよく目にするのではないだろうか。「人びとが生涯にわたって学習を継続すること」という意味であり、専門性の高い分野だけでなく、料理など生活に密着した分野も含まれる。

 しかし、こうした「生涯学習」はどこの国でも行われているわけではないようだ。中国メディアの新華網は日本のある中国語学校の様子を伝え、学び続ける日本の高齢者の様子を伝えた。

 記事は、記者が以前、日本旅行中に中国語学校に招待された時の様子を紹介。この中国語学校の日本人生徒はそれぞれが何らかの国家資格を持つ人びとで、さまざまな分野の「専門家」であると同時に、皆高齢者だったと伝えた。

 高齢者であれば、仕事などで中国語の習得を迫られているわけではないだろう。もしかしたら中国に旅行に行きたいという願望があったのかも知れないが、それでも皆が真剣に中国語を学んでいる様子は驚き以外の何ものでもなかったようだ。何事も取り組む以上は真剣に向き合うというのが日本人の特性だが、一方の中国の高齢者と言えば、年金と子供どもの稼ぎで暮らすのが普通であり、麻雀やダンス、カラオケ、買い物、旅行などに多くの時間を費やしている。

 多くの日本人は退職後も学ぶ姿勢を保ち続けているように見受けられる。心の豊かさや生きがいのある生活の為に、地方自治体の主催するセミナーや講習会に参加したり、ボランティア活動に加わっている人も多いのではないだろうか。日本人と中国人とでは、余生の暮らし方に大きな違いがあることが分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)