14日、英BBCは、米通商代表部(USTR)が13日、中国がコバルトや銅など9原材料を輸出する際に不当に課税して価格をつり上げているとして、同国を世界貿易機関(WTO)に提訴したことについて「貿易摩擦が激化する可能性がある」と伝えた。資料写真。

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2016年7月14日、英BBCは、米通商代表部(USTR)が13日、中国がコバルトや銅など9原材料を輸出する際に不当に課税して価格をつり上げているとして、同国を世界貿易機関(WTO)に提訴したことについて「貿易摩擦が激化する可能性がある」と伝えた。参考消息網が報じた。

USTRは、中国の価格つり上げで原材料の調達コストが膨らみ、米自動車メーカーなどが不利な状況に追い込まれ、中国側を優遇する結果になっているとしている。指摘された原材料はコバルト、銅、アンチモン、黒鉛(グラファイト)、鉛、酸化マグネシウム、タルク、タンタル、スズ。輸出時に5〜20%の関税がかけられている。

米国側は「中国は01年のWTO加盟により、これらの関税は撤廃すべきだったにもかかわらず、いまだに課されている」と主張。米国企業が生産拠点を中国に持ち続ける理由にもなり、生産コストを引き上げる結果となっているとした。(翻訳・編集/大宮)