ステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った石山千晶(写真提供:日本女子プロゴルフ協会)

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<ANA PRINCESS CUP 最終日◇15日◇早来カントリー倶楽部 北コース(6,570ヤード・パー72)>
 北海道勇払郡の早来カントリー倶楽部 北コースで行われた、LPGAステップ・アップ・ツアー第10戦『ANA PRINCESS CUP』。初日首位に立った石山千晶が、この日も69とスコアを伸ばし、通算7アンダーでステップ・アップ・ツアー初優勝を飾った。2打差の通算5アンダー・2位タイには松森杏佳、岩橋里衣、鬼澤信子。
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 スポンサーのANAに配慮したのもあるだろうが、「めっちゃナイスランディングできました」という表現どおり、実に落ち着いた戦いぶりが光った。2番でボギーが先行したものの、4番ですかさずバーディ。後半も「おにぎりを食べてガソリン満タンになりました(笑)」と連続バーディ発進し、2位に1打差で迎えた18番。緊張どころかバーディで締め、ゆうゆうと逃げきっての勝利だった。
 とはいえ、4月のパナソニックオープンレディースは、2日目を終え首位タイながらも最終日に75と崩れて11位タイ。緊張は少なからずあったはずだが、「おまえ下手くそやねんから、できることだけやってこいといわれました。その言葉のおかげで、全然緊張せずにプレーできました」(石山)。さらに続けて、「あのときは全然周りが見えていなかったけど、今日はマリアさんや鬼澤さんの“気持ちのこもったゴルフ”がすごい勉強になりました」と、精神面の成長もうかがわせた。
 今回の優勝でレギュラーツアーの出場権を獲得したが、まずは目前に迫ったプロテスト合格が目標。「今回みたいな気持ちで、1打1打自分ができることを丁寧にやっていきたい。その後のレギュラーツアーでもやることは一緒」。この年代は一つの転機が急激な成長をうながすだけに、また一人、楽しみな選手が誕生したといえるだろう。
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