中国メディアの国捜汽車はこのほど、日本人がMT(マニュアル)車よりもAT(オートマ)車に愛情を注ぐのはなぜかという問題を提起、その理由について論じている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの国捜汽車はこのほど、日本人がMT(マニュアル)車よりもAT(オートマ)車に愛情を注ぐのはなぜかという問題を提起、その理由について論じている。

 最初に記事は日本自動車販売協会連合会のデータを引用し、日本における1985年当時のAT車比率は48.8%だったのに対して、2010年は98.3%にまで上昇していることを紹介。こうしたデータから日本で「AT車」が普及していることが分かるが、ではなぜ日本ではこれほどまでにAT車が受け入れられたのだろうか。

 その理由として、山地や丘陵の多い日本の地形にAT車が合っていること、AT車の燃費性能が向上したこと、政府によるハイブリッド車や電気自動車の普及政策、AT限定免許の存在、またクルマ好きの減少がMT車を選択する人の減少につながっているなどの点を指摘した。

 中国の自動車市場でも、AT車を選択する消費者が増加傾向にあるが、それでも中国国産自動車メーカーにとってはMT車が主力商品だ。中国国産車の10万元(約160万円)以下クラスの自動車は、基本的にどの中国国産メーカーもMT車を主力商品として販売している。

 中国国産車のMT車はAT車に比べて8000-1万元(約12万8000円-16万円)も安く、MT車のほうが燃費性能も良いこと、さらにギヤチェンジの際に「路面と車とのコミュニケーションを感じ取ることができる」などドライビングの楽しさを味わえることも、中国でMT車が支持される理由だ。従って中国の消費者が、日本人はAT車に「特に愛情を注いでいる」と感じるのは自然なことだと言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)