間違ってる人多数!意外と知らない「カロリー計算」の落とし穴

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ダイエットを行う上で食事の“カロリー計算”は欠かせません。食べたものや活動をすべて記録して、計算をしているダイエッターもいると思いますが、実はカロリー計算には意外な落とし穴があることをご存知ですか?

今回はダイエットインストラクターの筆者が、カロリー計算をする上で見落ちしがちなポイントをご紹介します。

■そもそもカロリーって?

栄養学上、1kcalとは、1リットルの水を14.5℃から15.5℃まで1℃上げるために必要な熱量です。脂質は1gで9kcal、タンパク質・糖質は1gで4kcalの熱量をもっています。

一方、生理学の消費カロリーは、酸素1リットルの消費につき、5.0kcalと計算されます。

摂取するときには“食材やメニューの熱量”、消費するときには基礎代謝を含むスポーツなどの“活動代謝の熱量”を計算比較して、コントロールしていくのがカロリーコントロールというわけです。

■カロリーコントロールの不確定要素って?

カロリーコントロールの計算式には、いくつかの不確定要素があります。

(1)同じカロリーでも、各栄養素によって役割が違う

(2)同じ食材でも、生産環境や過程・大きさ・密度などにより、含まれるカロリーが違う

(3)摂取したものがすべて体内で吸収されるわけではない(体調や季節によって吸収量も変わる)

(4)同じ身体活動やスポーツをしても体格や体質により、エネルギー消費量は変化する(気温や環境によっても変わる)

(5)食べ方や生活習慣などで、エネルギーを貯蔵する過程に変化が出る

(6)同じカロリーでもGI値が違う

(7)同じカロリーでも、栄養素によって性質や役割が違う

このようにカロリー計算というのは、定量的な計算をすることが実は不可能なのです。

そのため、カロリーコントロールをする上で大事なことは、食材やメニュー、自分の生活で行う活動の基本的なカロリーデータを学び、頭の中に意識として取り入れておくことだといえます。

いかがでしたか? ガチガチにカロリー計算をして窮屈になるのはもう卒業しましょう! 「夜は飲み会だからランチは軽めにしておこう」とか、「チョコレートを食べちゃったから一駅分歩こう」という感覚を日常的に持っていれば大丈夫。

コンビニやスーパーで食品を買うときも裏の表記をチェックする癖をつければ、生活習慣的にもどんどんスリム化が狙えますよ。

【筆者略歴】

矢粼 彩 ・・・ 女性誌を中心に各メディアにて美容ライターとして17年活躍中。「最新の正しい知識や情報と共にトータルビューティを叶える」理念の元、日本ダイエット健康協会公認ダイエットインストラクターとしてパーソナルケアやメディアでも発信中。

【画像】

※ Yuganov Konstantin / Shutterstock