14日、台湾の馬英九前総統は南シナ海の領有権をめぐる仲裁裁判で「島ではない」と判断された太平島について、「岩礁ではなく、島である」との反論を展開した。写真は太平島を視察する馬英九氏。同氏のフェイスブックより。

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2016年7月14日、台湾の馬英九(マー・インジウ)前総統は南シナ海の領有権をめぐる仲裁裁判で「島ではない」と判断された太平島について、「岩礁ではなく、島である」との反論を展開した。15日付で環球時報が伝えた。

台湾が実効支配する太平島は南沙(スプラトリー)諸島の北部に位置し、面積は51万平方メートル。仲裁裁判所は島に該当しない根拠として「自然な状態で人の生活が維持できない」という理由を挙げた。

これに対し、仲裁裁判をめぐる座談会に出席した馬氏は太平島に上陸した際に採ってきたという水を取り出し、「太平島は南沙諸島の中で唯一、淡水が採取できる島だ」と説明。さらに「水質も良好で、直接飲むこともできる」と述べ、水源は4〜5月に枯渇しやすいというフィリピン側の言い分に対しても「根拠がない」とこれを一蹴した。また、島には長期的に人が住んでいると説明し、「家畜の飼育も問題ない」と主張した。(翻訳・編集/野谷)