スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の配信が米国などで始まったことにより、任天堂の株価が急騰している。「ポケモンGO」の熱狂ぶりは「ポケットモンスター」シリーズの世界的な人気を改めて実証することになったが、中国メディアの人民網は13日付で、ポケモン誕生の地である日本には、日本人がポケモンに「恋い焦がれる」特別の理由があると論じている。(イメージ写真提供:(C)Panya Chitmedha/123RF.COM)

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 スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の配信が米国などで始まったことにより、任天堂の株価が急騰している。「ポケモンGO」の熱狂ぶりは「ポケットモンスター」シリーズの世界的な人気を改めて実証することになったが、中国メディアの人民網は13日付で、ポケモン誕生の地である日本には、日本人がポケモンに「恋い焦がれる」特別の理由があると論じている。

 記事は「日本人はピカチュウを熱狂的に愛している」と指摘、さらにこの愛は「日本人の心の中にある不滅の童心から生じている」と説明した。また日本人の少年、少女の時代について「友達と遊び、大自然に触れ、昆虫やペットを飼うというのは、戦後の平和な時代に生活しているほとんどの日本人にとってのすばらしい思い出」と説明、ポケモン人気はこうした幼少時代の思い出に起因していると紹介した。

 さらにポケモンには「非常に膨大な種類のポケットモンスターが登場する」とし、これは「日本の伝統文化である豊富で多様な妖怪がベースになっている」と主張、従ってポケモンは「神秘への憧れと少年時代の追憶が結合したもの」だと説明、日本人の「単純だが重要な幸福感」を満たすことができていると論じた。

 日本人の心の中には不滅の童心があると記事は説明しているが、日本のアニメ作品を見た中国人もこの童心を感じ取ることができているようだ。例えばスタジオジブリの作品に対して「童心に返ることができる」と称賛する中国人もおり、こうした感想は作品の根底にある「日本人の不滅の童心」が主要なエッセンスの1つとして強力なメッセージを発していることの証拠と言えるだろう。

 また記事は「非常に膨大な種類のポケットモンスターが存在する」という点と妖怪が体現する日本人の神秘への憧れとを結び付けているが、ポケモン人気の秘密の1つはどんな人がプレーしても必ず好きなポケモンを見つけることができることという見方もある。中国でも「ポケモンGO」のプレーを望む声が高まるなか、今年は世界中でポケモン人気が再燃しそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Panya Chitmedha/123RF.COM)