トヨタ自動車が「環境ブランド調査2016」で総合ランキング1位を獲得しました。

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この調査は、日経BP社が地球環境の保全と企業経営の持続的発展を支援する目的で行っているもので、インターネット経由で約2万人を対象に主要560社の環境活動が一般の消費者にどう伝わっているかについてアンケートを実施しています。

企業ランキング付けのベースとなる「環境ブランド指数」は環境情報接触度、環境コミュニケーション、環境イメージ、環境評価の4つの指標で構成されており、トヨタ自動車は総合評価で昨年の「97」から5.6ポイント伸ばして「102.6」を獲得。

昨年まで5年間首位を維持してきた「サントリー」の環境ブランド指数99.3を抜いて2009年以来、7年ぶりにトップの座に躍り出ました。

同社はハイブリッド車「プリウス」の商品イメージなどが奏功、2000年の調査開始から10年間に渡って1位を維持していましたが、2010年には「エコナビ」を打ち出したパナソニックに、また2011年から5年間は「水と生きる」の企業メッセージで強力なブランドを築いたサントリーに1位の座を譲っていました。

今回の調査で首位に返り咲いた背景には、量産車として世界初の燃料電池車「ミライ」やハイブリッド車の4代目「プリウス」を発売したこと、昨年10月に打ち出した「トヨタ環境チャレンジ2050」で社会や会社の未来像を示したことなどがあるようです。

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消費者が持つ同社のブランドイメージとして、「省エネルギーへの貢献度」で1位(日産3位、ホンダ4位、マツダ5位、ダイハツ8位、スズキ15位)、「リサイクルへの貢献度」で12位、「廃棄物削減への貢献度」で2位、「生物多様性や動植物資源の保全への貢献度」で7位にそれぞれランキングされています。

Avanti Yasunori ・画像:日経BP、トヨタ自動車

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