14日、韓国の朴槿恵大統領は慶尚北道星州郡への配備が決まった高高度防衛ミサイルをめぐり指摘されている人体への有害性について完全否定した。資料写真。

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2016年7月14日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は慶尚北道星州郡への配備が決まった高高度防衛ミサイル(THAAD・サード)をめぐり指摘されている人体への有害性について完全否定した。韓国・ヘラルド経済が伝えた。

朴大統領は同日、大統領府で国家安全保障会議(NSC)を開き、THAADミサイルが配備される予定の星州郡の基地について「住民が暮らす地域から十分に離れている上、高地にあるため、レーダーの電磁波の影響もないとの評価が出た」と紹介。また、「レーダーは集落よりも400メートルほど高い場所に位置から斜め上方5度に発射されるため、電磁波は地上から700メートル上空を通ることになる」と具体的な数字を出して説明した。その上で、「(レーダーの)下の地域はまったく心配する必要はなく、むしろ心配するのがおかしなくらいに心配する必要がない安全な地域」と安全性を強調した。

13日に星州郡への配備が正式に発表されたTHAADミサイルをめぐっては、発射される高出力レーダービームの電磁波が周辺住民のがんや不妊を誘発し、星州地域の特産品であるマクワウリの生産に悪影響を及ぼすと憂慮する声が上がっていた。朴大統領がこうした「うわさ」を積極的に抑えに出た形だが、ネットユーザーの多くは大統領の言葉を真に受けていないようだ。記事には次のようなコメントが寄せられている。

「安全なら、あなたの家の庭に設置したらいい」
「笑える」
「“大統領ごっこ”を終えたら、その安全な星州へどうぞ」
「あなたに何が分かる?」

「お父さんのお墓の横に置いたら?」
「大統領であることがおかしなくらいに無知」
「これほど外交的・軍事的に大きな事案について、おかしなくらいに心配しないことの方がおかしい」

「首都防衛の意味で大統領府に設置するべきだ」
「口だけで言ってないで、電子工学科出身らしく科学的な資料や根拠を出してくれ」
「安全だとしても、騒音のせいで生活できないと言ってるんですが…」
「おかしな人がおかしなことを言っているね」(翻訳・編集/吉金)