「子どものお小遣い」をテストの点数でアップさせることの悪影響は?

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子育てのしかたは家によってさまざまですが、その中でも家庭によってかなり違いがでるのは、“お小遣い”ではないでしょうか?

子どもの頃からお小遣いを渡すは、金銭感覚を養うために重要な要素のひとつという考えがあります。

このとき、何によってお小遣いの額が決まるのかで、子どもに与える影響が変わってくるそうのです。その影響について、心理学的な面からみていきましょう。

 

■お小遣いの金額を何で上げている?

『WooRis』が子持ち女性に行った独自アンケートで「子どもへのおこづかいで、何かのご褒美で金額をアップすることがある場合、何を理由にアップさせていますか?」と聞いたところ、一番多かった答えが「成績(テストの点数)が上がった時」でした。

目に見えて判断がしやすいため、親御さんもお小遣いアップしやすいタイミングですよね。

次いで多かった答えは「お手伝いができた時」でした。これも、目に見えてわかりやすい指標になりますよね。

 

■テストの点数でお小遣いをアップさせることのメリットは

では、お小遣いを成績やテストの点数などと連動させてアップさせることのメリットとは、何なのでしょうか? それは、子どもにとってはわかりやすく、親の気分などで変化することがないため、学習への意欲が上がりやすいこと。

特にテストの点数などは、自分が頑張った分だけ上がることが期待できるので、勉強を頑張ることが好きになるという可能性があります。

そして、“自分が頑張ったモノが形として残る”という体験は、子どもにとって「自分はやればできるんだ!」という自信につながりやすくなります。

 

■一方でデメリットは

では逆に、お小遣いを成績やテストの点数に応じて上げることのデメリットは何でしょうか?

これは、努力しても報われなかった場合、その頑張った過程を否定されたという気持ちになり、頑張ることが意味のないことだと感じてしまう可能性があるのです。

成長途中の子どもにとって、「頑張っても結果がでなければ意味がない」と感じてしまうことは、他のさまざまなことに影響を与えてしまいます。“どうせ、頑張ってもいいことはない”と思うと、その子は自分の興味のないことに対しては、消極的に取りくむようになってしまうのです。

そんな風に子どもを消極的にしないためには、親が「○○を頑張ったね」「今回は結果は駄目だったけどすごく頑張ったね」と、言葉でその過程を認めてあげることが重要です。

さらに、成績などの結果だけがすべてだという考え方は、後々その子どもが色々なモノに対して損得勘定でしか動かなくなるという可能性も秘めています。

 

■重要なのは親が子どもを認める姿勢

成績や点数によってお小遣いをアップする方法は、子どもによって合っている場合とそうでない場合の差が大きくでてしまうようです。

どちらを選ぶにせよ、重要なのは、“親が子どもを認める”姿勢。そうすることで、子どもは“失敗してもチャレンジし続ける”ことができるようになります。認めているというものを形にした結果がお小遣いアップならば問題はないでしょう。

 

いかがでしょうか? 子どもは親から認められることによって自信をつけていきます。そのひとつの形としてお小遣いという制度を使うのは間違ってはいません。ですが、それだけで子どもを判断してしまうのは危険と言えるでしょう。

子どものいい部分はすべてが目に見える成果として現れるとは限らないので、子どものいい部分を伸ばしてあげられるような家庭内のルールを作るといいかもしれませんね。

(ライター 大山奏)

 

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