13日、国連は、中国向けの簡易投稿ブログの公式アカウントで、南シナ海での中国の権利を否定した常設仲裁裁判所について、「国連とはいかなる関係もない」とする声明を出した。資料写真。

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2016年7月13日、鳳凰網など中国の複数のメディアによると、国連は、中国向けの簡易投稿ブログ「微博(ウェイボー)」の公式アカウントで、南シナ海での中国の権利を否定した常設仲裁裁判所について、「国連とはいかなる関係もない」とする声明を出した。

国連はウェイボーの公式アカウントで、「国際司法裁判所は、国連の主要な常設の国際司法機関であり、国連憲章に基づき、オランダのハーグの平和宮に設置されている。同施設は、アンドリュー・カーネギー氏の資金により、国際司法裁判所の前身の常設国際司法裁判所のために建設されたものだ」とした上で、「平和宮のもう一つの『賃借人』である1899年に設立された常設仲裁裁判所は国連とはいかなる関係もない」と説明した。

中国政府は同日、常設仲裁裁判所の判決に反論する「白書」を発表。中国外交部の劉振民(リウ・ジェンミン)副部長は記者会見で、「今回の仲裁裁判所は合法的な国際法廷ではない。国連の国際司法裁判所とはいかなる関係もないことに注意してほしい」と述べた。

この話題について、中国のネット上には「国連と無関係の常設仲裁裁判所の判決に法的な効果はない」「国連が認めない事実なのに、米国、フィリピン、日本は自分たちでこしらえた舞台の上で踊っている。厚かましいにもほどがある」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/柳川)