(写真提供=SPORTSKOREA)

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2016年リオ五輪出場の夢を抱いて全米女子オープンに出場したイ・ボミ。しかし、結果的には予選落ちし、オリンピック出場の夢も絶たれてしまった。

韓国の『スポーツ東亜』の報道によると、その原因は「食中毒」にあったらしい。

日本での試合を終えて一旦韓国に帰国したイ・ボミは、早速アメリカへ向かう準備をしていた。母のイ・ファジャさんは、いつも通り彼女が試合期間中に食べるおかずを用意したらしい。

「大根キムチや貝の塩辛など、いくつか作って持っていきました」。

暑さで腐ることも考え、アイスパックでしっかりと包装。アメリカに行ってもご飯を炊こうと、ゴルフ場付近に家も借りたという。

イ・ボミとイ・ファジャさんがアメリカに到着してから、二日間は何も起こらなかった。しかし、開幕を二日前に控えた夜、問題が発生。

その日の夕食はイ・ボミのマネージャーやキャディ、トレーナーみんなで食卓を囲んだが、イ・ボミとイ・ファジャさんだけは韓国から持参してきたおかずを食べた。それが、すべての元凶だったらしい。

食事の後、二人だけがお腹を壊した。翌日には紅斑が出来るほど状態が悪化したという。トレーナーが持っていた常備薬で早い対処ができたのが、不幸中の幸いだった。

やっと調子を取りもどしたイ・ボミは、なんとか試合に出場。初日の前半はそこそこ我慢できたが、試合が進むにつれ体調はどんどん悪くなったという。

お腹は痛く、意識は朦朧。実力を発揮するどころか、スイングすらまともにできない。それが、初日で大きく出遅れてしまった本当の理由だった。

二日目には体調もだいぶ良くなり、2〜3アンダーぐらいは打てると思った。しかし、今度は思わぬところで足を引っ張られる。

ほとんどの選手たちが強風に苦しめられたのだ。それはイ・ボミも例外ではなく、結局予選落ちという結果を迎えてしまった。

イ・ボミの予選脱落に誰よりも胸を痛めているのは、やはり母のイ・ファジャさん。

「もう少し注意を払っていれば、こんなことにはならなかった。娘には本当に申し訳ない」と、ひたすら謝る。

それでもイ・ボミは「オリンピック出場の夢が壊れてしまって、とても残念です。次の大会にはベストコンディションで臨み、良い試合をお見せします」とコメント。

気を取り直し、7月14日からは韓国女子プロゴルフツアーの『BMWレディースチャンピオンシップ』に出場する。約2年9ヶ月ぶりとなる韓国の舞台で、思う存分無念を晴らしてほしい。

(文=S-KOREA編集部)