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(…前編「学生服が似合う少年ぽさと年相応の色気も備えた佇まい」より続く)

【この俳優に注目】菅田将暉/後編
なぜ出すっぱりでも新鮮であり続けるのか?

目の表情が豊かで、役に合わせてユニークな髪型にもしばしば挑戦する外見はいつも強烈な印象を与えるのに、不思議なほど色が着かない。真っ白というよりも無色透明。だからこそ、これだけ立て続けに出ずっぱりでも、菅田将暉は毎回新鮮なのだ。

お調子者にもなるし、切れ者にもなる。ナイーブにもなれば、すれっからしにもなる。若さと衝動で攻撃的なのかと思えば、『二重生活』では同棲する恋人の抱える秘密に踏み込めない受動的な弱さ、『セトウツミ』では自分の話ばかりしているようで友だちを思いやる優しさを見せる。極端から極端、そして中間のグレイゾーン、そのどこに立っても嘘を感じさせず、それでいて、“○○な男”を演じる菅田を見る、というスター鑑賞の醍醐味も与える。

今年はすでに出演映画が6本公開され、秋に『溺れるナイフ』、『何者』、『デスノート Ligth up the NEW world』の公開が控えている。心配したくなるような多忙さだが、リスクを恐れない出演作選びで、常に「次はどんな菅田将暉が見られるのか?」という期待を煽る。「顔が好き」から始まるファンには、わかりやすいだけの作品では味わえない深い面白さを教えるという役割も担う。

巧くて華がある。怒涛の出演が続くこの勢いが一段落したその後がすでに楽しみ。この先も長く見続けていきたいと思わせる存在だ。

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