「時給は18ドル」アマゾンの配達人になれる「Amazon Flex」体験レポート

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一般人がアマゾンの商品配達を行うプログラム「Amazon Flex」に、『Ars Technica』US版の記者が参加してみた。オリエンテーションから配達まで。体験レポートを動画で紹介。

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米アマゾンは2015年9月、2時間以内に商品を届ける「Amazon Prime Now」の配達を増やすために、本社があるシアトルで試験的プログラム「Amazon Flex」を開始した(日本語版記事)。

Amazon Flexは、誰でも登録すればアマゾンの商品を配達できる「シェアリングエコノミー」式のシステムで、ドライヴァーは1時間あたり18ドルの配送料とチップを受け取ることができる。

筆者はアマゾン本社の近くに住んでいるので、Amazon Flexへ登録をした。まずは、アマゾンのアプリを通じて身元がわかる個人情報を提出。オリエンテーション用の動画を大量に見たあと、無事に、顧客の貴重な荷物を扱う資格があると認められた。

出勤してみた

Amazon Flexは、UberやLyftのような、アプリを中心とした個人事業サーヴィスとは大きく異なる点がある。空いている勤務シフトをめぐって争わなければならないのだ。

アマゾンには、Amazon Prime Nowの大半の配達業務をこなす契約社員がいる。そのため、Amazon Flexのドライヴァーになって小遣い稼ぎをしたいからといって、携帯電話の電源を入れたら配達用の荷物が大量に待っている、というわけではない。予め勤務シフトを登録し、それを守ることが求められるのだ。

勤務時間が来たので、わたしは近隣のワシントン州カークランドにある仕分け作業用倉庫にクルマで向かった。倉庫内の作業について簡単な説明を受けたあと、顧客宅に届ける荷物を渡された。

わたしは、郊外の豪邸の前でドッグフードが入った大きな袋を降ろしてから、少し離れたところにある集合住宅にかなり重い荷物を2つ届けた。アマゾンから受け取った専用アプリにはドライヴィングマップが搭載されており、荷物のバーコードをスキャンすれば細かい道案内をしてくれる。そういう点では比較的楽な作業だ。

専用アプリには、「身元を伏せた双方向通信サーヴィス」が搭載されているので、ドライヴァーと顧客は、電話番号をやりとりする必要なく互いに通話できる。また、このアプリはGPSでドライヴァーを監視し、配達予定地に荷物が届いたことを確認する。

アマゾン広報は、保険についてこのように説明をしてくれた。「アマゾンの代行で配達中に万一事故を起こした場合には、民間の自動車損害賠償責任保険により1件につき100万ドルまで補償されます。さらに相手のドライヴァーが適切な保険に入っていなかった場合は、無保険運転車補償や一部保険運転車補償で1件につき100万ドル、条件付き総合補償や衝突車両補償の場合は1件で5万ドルを提供します」

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