中国メディアの今日頭条は8日付の記事で「東京都民は車をどこに隠しているのか」と問題を提起、日本の駐車事情について説明している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国メディアの今日頭条は8日付の記事で「東京都民は車をどこに隠しているのか」と問題を提起、日本の駐車事情について説明している。

 記事は「北京の自動車保有率は東京の3分の1」の水準にとどまっているにもかかわらず、「北京では道の両側は駐車している自動車で埋め尽くされているため、4車線の道が2車線になっている」と主張。駐車場不足に起因する深刻な路上駐車問題が起きていることを指摘した。

 一方で、「東京で路上駐車をみかけることはほとんどない」と指摘。「東京都民は車をどこに隠しているのか」が分からず腑に落ちなかったと説明した。

 記事は東京で路上駐車をほとんど見かけることがない要因について調査した結果、日本は自動車購入時に車庫証明が必要であり、自動車のオーナーは駐車場所を事前に確保していること、また北京のマンションとは異なり、日本のマンションには都市計画法によって十分な駐車スペースが確保されているため路上駐車する必要がないこと、車を持っていても運転する人が少ないこと、また駐車違反の罰則の重さなどが要因であることが分かったと説明した。

 北京と東京の駐車事情の違いを生み出す一番大きな要因は、マンションが十分なスペースの駐車場所を確保しているかどうかという点ではないだろうか。北京のマンションに十分なスペースが確保されていないことが大量の路上駐車を生じさせる原因になっているという見方を示しているが、都市設計における合理性という点で中国に改善の余地があるのは明らかだ。

 日本は中国の事例を反面教師にすることができるだろう。都市設計のまずさが交通渋滞という形で市民の生活に悪影響を与えている事例は、都市を設計する側に非常に大きな責任があり、また先を見通す卓越した知恵や注意深さという特質が求められることをはっきりと示している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)